2015年10月20日

マツタケ

旧飯高町のマツタケ山に行ってみた。
このところ野山はカラッカラに乾燥しているので、生えているきのこはマツタケくらいしかないのではと思ったから・・

でも、まさか年に1回くらいしか行かないマツタケ山でほんとうにマツタケが見つかるとは思っていなかったのだが・・ 歩いてみるとこんなのが道のすぐ脇に出ていたのだ。(^^)
151020_100927_TG4_PA200007.jpg
コオロギのような虫に食われてしまっているが、まだ新鮮で食用にできそうだった。

そのすぐ隣には大きく成長したものが出ていたが、既にかなり古くなっていて悪臭を放っていた。
151020_100829_TG4_PA200004.jpg
マツタケの香りを靴下の臭いだとかいう国もあるようだが、それは本当に新鮮なマツタケのひだの臭いを嗅いでいないからではないかという気がしてならない。

これは家の近くにある松山で10月13日に撮影したもの
今年は8月下旬くらいから気温が低かったのでマツタケの発生もかなり早かったようだ。
このシロでは今年8本ほどマツタケが発生したようだが、私が見つけたのはこの1本のみだ。(^^;
151013_090644_TG4_PA130001.jpg



posted by gajin at 21:04| Comment(0) | きのこ

2015年10月06日

イカタケが出ていた

近所の農業公園のウッドチップに行ってみた。
ウドチップにはカブトムシの幼虫がやたらに多くて、初夏の頃のきのこだらけの状況がウソのように何のきのこも発生していなかった。

1か所にハエがやたらと飛んでいるのに気が付いたので確認してみるとイカタケだった。
151006_112228_TG4_PA060001.jpg

イカタケのウデはちょうどハエがグレバを舐めるときの止まり木になっているみたいだ。
151006_112316_TG4_PA060004.jpg

イカタケに集まるハエを動画で撮影してみた。
手持ち撮影なのでちょっと見苦しいが、ハエの種類は3-4種類いるようだ。


※撮影しているときは気付かなかったけど、コオロギとヒヨドリ?の声が賑やかに入っていますね・・。


posted by gajin at 17:45| Comment(2) | きのこ

コウタケ?

久しぶりに旧宮川村の観察地を訪ねようと行ってみたが、観察地に続く林道はやっぱりまだ工事中のままで中に入れなかった。今年来た台風の影響でまた法面の崩壊があったのかも知れない・・。
仕方なく旧飯高町の観察地を目指す。

モミ・ツガ・アカマツの混じった急斜面を危なっかしく登っていくが発生しているきのこはとても少ない。
以前ニンギョウタケがよく発生していた尾根筋に近い辺りに来たとき、とても強い菌臭がするのを感じた。
その辺りを探してみるとこれが原因だと分かった。
151005_112825_J5_DSC_0941.jpg
かなり古くなっているが、強烈な臭いはコウタケそのものだ。

イヌシデと思われる木の根元から発生していたのを反対側から撮影したもの。
ケロウジやコウタケモドキ(?)などと比べるとかなり大型で、コウタケ(またはシシタケ)として間違いないのだろう・・。
151005_121154_J5_DSC_0951.jpg

他にもっと新鮮なきのこが無いかと探してみたが見つからなかった。
代わりに見つかったのはこのニンギョウタケだけだった。
151005_114308_J5_DSC_0947.jpg

その他に見られたきのこで、このクロラッパタケも既に古くなって真っ黒に溶けてしまっているものが多かった。
151005_124335_TG4_PA050004.jpg


posted by gajin at 01:04| Comment(0) | きのこ

2015年09月22日

ルリハツタケ

松阪市内のルリハツタケ発生地2か所を巡ってきた。
最初に行った1か所では残念ながら発生が確認できなかったが、2か所目の場所では幼菌から老菌まで美しい姿を確認することができた。

これはまだ発生してきたばかりの幼菌
濃い瑠璃色がいちばんきれいな頃だ。
150922_092516_J5_DSC_0618.jpg

これは柄がすらっと伸びた成菌
乾燥のためか傘に割れ目ができており、幼菌に比べるとやや黄色みが強くなってきている。
150922_093819_J5_DSC_0635.jpg

これはもう老菌と言っていいだろう。
傘の色の黄色みがかなり強くなってきており、ナメクジではない何者かに傘を喰われてしまっている。
150922_094424_J5_DSC_0643.jpg

幼菌の発生状況はこんな感じ
150922_094209_J5_DSC_0640.jpg

このルリハツタケ発生地では、他のきのこはほとんど目に付かなかったが、アケボノドクツルタケが少し発生していた。
150922_091102_TG4_P9220008.jpg


posted by gajin at 22:33| Comment(0) | きのこ

2015年09月10日

ソライロタケ

台風一過、再び関町の観察地を訪ねてみた。
目的は成長したニセマツタケの撮影とその他気になる種の確認。

道端に立っていたハイカグラテングタケと思われる老菌
150910_084111_TG4_P9100001.jpg

ここでは初めて目にするマユハキタケ。やっぱり樹種はタブだった。
150910_085741_TG4_P9100003.jpg

川沿いの倒木に生えたハナビラニカワタケ
150910_091646_TG4_P9100011.jpg

ところで・・
ニセマツタケが見当たらない!
前回、あれほど食用的価値は無いと書いておいたのに・・
誰かに採られたのか、何かの動物に喰われたのか・・。まあ、道端の良く目立つ場所なので仕方ないか・・。

前回ニセショウロの仲間と勘違いした崖地に発生したコウボウフデの卵が、殻を破って柄を伸ばし始めていた。
150910_092454_TG4_P9100016.jpg

これはヒメウグイスイグチだろうか?
150910_094940_TG4_P9100038.jpg

ヌメリコウジタケは相変わらずあちこちにたくさん発生していた。
150910_100457_TG4_P9100051.jpg

これは何アマニタだろう?
小型で汚らしい外観だがちょっと気になる。
150910_100659_TG4_P9100053.jpg

こちらは典型的なテングタケの幼菌だろう。
150910_101251_TG4_P9100056.jpg

ミキイロウスタケは最盛期といった感じで、あちこちに群生していた。
150910_101330_TG4_P9100058.jpg

ニワタケはいつ見てもちょと不気味な感じ・・。
150910_102124_TG4_P9100062.jpg

アケボノアワタケ? やっぱりイグチは良く分からない・・。
150910_103802_TG4_P9100067.jpg

もちろんベニタケも・・。
150910_104331_TG4_P9100072.jpg

最後にソライロタケに出会えたのは嬉しかった!
2本だけだったが、やっぱり去年とほとんど同じ場所に発生していた。
150910_110507_D5100_DSC_2936.jpg

これはもう1本の方
1週間前には何も出ていなかったので、この1週間の間に発生してきたのだろう。
150910_110759_D5100_DSC_2938.jpg


posted by gajin at 23:13| Comment(0) | きのこ