2014年08月16日

天候不順

この夏はどうも天候不順のようだ。
7月中下旬の梅雨明け頃には真夏らしい猛暑の日も少しあったのだが、それ以降、雨が多く気温の低い日々がずっと続いている。過ごしやすいのは良いのだが、あまりにも日照が少ないと農作物などへの影響も心配される。
例年ならきのこはほとんど見られない時期なのだが、これだけ雨が降れば何某かのきのこが見られるのではないかと思って、あちこち巡ってみた。

7月12日の観察会の時には大型のきのこが爆発的に発生していた伊賀市の上野森林公園であるが、今日は全くと言っていいほどきのこの姿が見られなかった。
写真を撮る気になったのはこのアカイボカサタケとキツネノカラカサらしききのこくらいだった。
140816_094324_D5100_DSC_2688.jpg

このあと立ち寄った関町の照葉樹林でも、写真を撮りたくなるようなめぼしいきのこは発生していなかった。

山がだめなら海岸はどうかということで、今度は三重大学裏の町屋海岸を訪ねてみたが、ここでもきのこの姿はさっぱり見当たらなかった。
それよりも、堤防工事の関係で海岸に鉄製の矢板が打ち込まれているのがとても気になった。
140816_150459_TG3_P8160020.jpg

堤防から眺めてみると、どうやらこの矢板は排水路を敷設するために打ち込まれたもののようだ。
警備の人に聞いてみると、ちょうどこの辺りまでの工事が来年の3月までに完了し、この写真に写っていない後ろ側の工事がさらに1年後までの工期となっているとのことだった。
140816_150715_TG3_P8160021.jpg

最後に訪れた香良洲町の海岸では、昨年大量のナガエノホコリタケが発生していた辺りに、新たな子実体の発生があったようである。
140816_154802_TG3_P8160024.jpg

この写真の、右側の白っぽい子実体が昨年発生したもので、左側の黒っぽい子実体が今年7月以降くらいに発生したものではないかと思われる。
140816_155409_TG3_P8160028.jpg

posted by gajin at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2014年08月04日

カイガラムシツブタケの続き・・

昨日掲載したカイガラムシツブタケの子嚢胞子の隔壁数について、冬虫夏草にも詳しい兵庫県のMさんから「子嚢内に上4本、下4本の胞子があるのでは・・」というご指摘をいただいた。

昨日撮影した子嚢の画像はピントをずらして撮影したものが4枚あったので、確認のためCombineZPで深度合成をしてみた。
それでも、この画像では子嚢胞子が上下二つに分かれているのかどうかは判断しづらいようだ。
ただし、後ろ側に写っている子嚢に注目すると、確かに半分くらいの長さしかないように見える。
140802_173017_X5_IMG_9752.jpg

さらに確認のため、新たに乾燥標本から採取した子嚢胞子を検鏡してみた。
今度は隔壁の数はぐっと少なくなって、右のものが14くらい、左のものが17くらいだった。
子嚢胞子の長さも100μm弱なので、やはり昨日撮影した子嚢内の胞子は上下に4本ずつ入っていたものがつながって見えていたのだろう。Mさん、ありがとうございました。
140804_201517_X5_IMG_9754.jpg
それでもやはり、カイガラムシツブタケとしては隔壁数が多すぎるのであるが、それ以上の詮索は止めておくことにする・・。


追記
posted by gajin at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2014年08月03日

イロガワリヤマイグチなど

昨日のことになるが、午前中、近所の神社などを偵察してみた。
ここしばらく雨が降りそうで降っていないため、神社の照葉樹林もかなり乾燥していて、柔らかいきのこの姿はほとんど見ることができなかった。

そんな中、元気に発生していたのがこのイロガワリヤマイグチだ。
砕石が敷かれた神社の参道に20〜30本ほど群生していた。
140802_090102_D5100_DSC_2677.jpg

これはほぼ成菌になった状態
傷つけたりしないかぎり、ほとんど変色はしないようだ。
140802_090339_D5100_DSC_2681.jpg

群生の様子はこんな感じで、まだ幼菌が多かった。
140802_090527_D5100_DSC_2683.jpg

午後は、先週末に参加した「虫草祭」から持ち帰った冬虫夏草を観察して楽しんだ。

これは、なんとか自力で見つけることができたカイガラムシツブタケと同定されたもの。
アジサイの仲間の比較的太い枝に着いていたものだ。
140802_171810_P8020014.jpg

実体鏡を覗きながら子嚢殼の周辺に付着している子嚢らしきものをピンセットでつまみ取るという荒技で検鏡をしてみた。
なんと、子嚢胞子には50くらいの隔壁があるように見える。
140802_173015_X5_IMG_9749.jpg
最近発行された「冬虫夏草生態図鑑」によれば、カイガラムシツブタケの隔壁は9-10個となっており、近似種のハリガタカイガラムシタケでも12-26個となっているので、この隔壁は明らかに多すぎる。
変異の範囲なのか、それとも何かがコンタミしたのか・・?

これも自力で見つけることができたカメムシタケだが、小さい容器に入れてあったため途中で折れてしまっていた。
よく見るとカメムシの体に近い部分は太くなっていて、その途中から先の細い部分が出ていたようである。どうやら複数年に渡って発生を続けている様子だ。
140802_171617_P8020008.jpg

これは、今回の虫草祭で80体以上も見つかったというハエヤドリタケ
私はなぜか見つけることができなかったので、たくさん採集されたいわき市のSさんから分けてもらってきたものだ。
140802_171242_P8020004.jpg
ムシヒキアブの仲間の胸部の両側と尾の先端部から子実体が発生していて、なかなか格好いい虫草だ。尾から出るものには子嚢殼は付かないようだ。

これは冬虫夏草を探しているときに目についたチャダイゴケの仲間
スジチャダイゴケだと思うが、径が1cmほどもあり非常に大型のチャダイゴケだ。
140802_172036_P8020018.jpg


posted by gajin at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2014年07月21日

タマゴタケ

久しぶりに関町の照葉樹林に行ってみた。
思ったよりもきのこの発生量は少なかったが、けっこういろいろな種類のきのこが出ていて楽しむことができた。

やや薄暗い照葉樹林の林道脇で異様とも思える鮮やかな赤いきのこに出会った。
照葉樹林でタマゴタケを見るのは昨年9月に自宅近くの神社で見て以来だ。
140721_090314_J3_DSC_3214.jpg

ケロウジの仲間
こちらは一転して非常に地味なきのこだ。
140721_085032_TG3_P7210001.jpg

リュウコクヒナベニタケ(仮称)は、いつもの崖地には出ていなかったが、地面から出ているのを1本だけ見つけた。
140721_091840_TG3_P7210011.jpg

これはシロオニタケモドキ?オニテングタケ?・・
オオオニテングタケやスオウシロオニタケではないようだ。
140721_092330_TG3_P7210013.jpg

ここに来るとウコンハツに出くわす確率がかなり高い。
長期間にわたってだらだらと発生を続けているのかも知れない。
140721_094439_TG3_P7210027.jpg

苔むした砂岩の崖地に傘径7mmほどのイグチが出ていた。
トゲミノヒメイグチかな?と思って持ち帰ってみたが・・
140721_092606_TG3_P7210016.jpg

胞子を確認すると全然違っていた。
IMG_9738.jpg

ベニイグチの幼菌もかなり鮮やかな色彩だった。
140721_095334_TG3_P7210031.jpg

すぐとなりにミヤマベニイグチと思われるきのこも出ていた。
(写真はピンぼけですが・・)
140721_095359_TG3_P7210032.jpg

こちらの方は胞子を検鏡すると特徴的な表面の細かい筋が確認できた。
IMG_9740.jpg

そのほかに見たきのこ
キツネノハナガサ、テングタケ、アカハテングタケ、コテングタケモドキ、ヘビキノコモドキ、ベニタケ属2〜3種、キヒダタケの仲間2〜3種、アミタケ、ヤマドリタケモドキ、ニセアシベニイグチ、サザナミイグチ?、ミドリニガイグチ、ニガイグチモドキ、コビチャニガイグチ、その他のイグチ属3〜5種、アンズタケの仲間2〜3種などなど・・
posted by gajin at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2014年07月13日

紀伊半島3県フィールドワーク交流会

・・・なるものに朝から行ってきた。
昨日からの参加者の宿泊場所に行ってみると、いきなりネズミの皮剥ぎショーが始まった。
お尻の部分からハサミを入れて皮をむいていくと、ほとんど血が出ることもなく、きれいに皮がむけてしまう。
※食事中の方、気の弱い方はパスしてね・・。
140713_075758_P7130010.jpg
剥いだ皮の方は専用の台紙に被せて乾燥保存、体の方は胃の内容物などを調べた後フォルマリン漬けにして保存するそうだ。

この後、本日の探索地である松阪市飯高町蓮の「宮の谷峡谷」入り口に移動して、いざ出陣!
140713_091329_P7130022.jpg

宮の谷峡谷の遊歩道を2時間くらいかけて高滝まで遡る。
140713_104103_P7130048.jpg

途中、けっこうな水量の川を渡ったり、こんな階段をいくつも登ったり、断崖絶壁の空中回廊のようになった橋をいくつも渡ったりした。
140713_113952_P7130067.jpg

体感湿度は200%くらい・・
真っ白なイヌセンボンタケの幼菌がきれいだった。
140713_111850_P7130064.jpg

オオホウライタケのようなきのこが枯れ木の幹から出ていた。
140713_111005_P7130059.jpg

これはホオベニタケの幼菌だろう。
平地で見られるクチベニタケとちがって、本県では500m以上くらいの山地でないと見られない。
140713_095228_P7130037.jpg

倒木に発生した5mmくらいの子嚢菌
検鏡してみたら、キュウリのように細長い子嚢胞子が見られた。スイスの図鑑には該当種なし。もう少し調べてみないといけない。
140713_103326_P7130047.jpg

行きも同じ場所にいたナガレヒキガエル
いちど逃げてしまったのだが、帰りにはまた同じ場所に戻っていた。この場所がよっぽどお気に入りのようだ。
140713_130936_P7130079.jpg
posted by gajin at 22:11| Comment(3) | TrackBack(0) | きのこ

2014年07月06日

クサハツモドキかな?

いよいよこちらでも初夏のきのこがいろいろ出始めてきたようだ。
昨日の津市の公園では、シロハツモドキ、アイタケ、ムラサキヤマドリタケ、トキイロヒラタケ、ヒナアンズタケ、ハナビラタケ、冬虫夏草のクモタケなどを見ることが出来た。
家の近くの公園でも、オオシロカラカサタケ、ヤマドリタケモドキ、ヘビキノコモドキ、アカハテングタケ、オキナクサハツ、キツネタケ、アセタケ属などが最盛期になってきているようだ。

松阪市の運動公園内でもたくさんのきのこを見ることができた。
一箇所でクサハツモドキと思われるきのこが群生していた。
140706_110248_TG3_P7060011.jpg
クサハツモドキの臭いはビターアーモンドと言われるが、新菌類図鑑には「クヘントウに似た臭気」と書かれている。調べてみると、クヘントウとは「苦扁桃」のことで、ビターアーモンドそのものであった。苦扁桃は鎮咳などの薬にもなるらしい。でも、それだけではどんな臭いなのかさっぱり分からない・・。
なので、とりあえずこのクサハツモドキの臭いがビターアーモンドの臭いなのだと思うことにしておこう・・。

こちらは幼菌の姿
140706_110305_TG3_P7060012.jpg

とりあえず胞子だけ検鏡してみた。
ほぼ球形の胞子なので、クサハツではなくて、やはりクサハツモドキとして良いのだろう。
X5_25_400_0115.jpg
この画像を撮影した60倍対物レンズ(Nikon CF PlanApo 60)はなかなか高性能で、きのこの胞子の観察などに非常に有効である。このレンズのお陰で油浸100倍の対物レンズを使用する回数がめっきり少なくなった。

同じ公園で見かけたきのこを幾つか載せておく。

これはアイバシロハツと思って写真を撮ったきのこだが、よく見るとだんだん自信が無くなってきた・・。
140706_110051_TG3_P7060010.jpg

これはヘビキノコモドキで良いだろう・・
140706_104342_J3_DSC_3201.jpg

竹林の傍で久しぶりに見たコムラサキシメジ
140706_104808_TG3_P7060004-2.jpg

斜面の土から出ていた白い小さなきのこ
何か名前が付いていたような記憶があるが、さっぱり思い出せない・・(^^;
140706_105216_TG3_P7060005.jpg
posted by gajin at 23:03| Comment(3) | TrackBack(0) | きのこ

2014年06月21日

いろいろ出てきました・・

やっと最近梅雨らしい空模様になってきて、きのこもいろいろ出てきているようだ。

松阪市でキヌガサタケが発生したという場所に行ってみると、ほんとうにキヌガサタケが出ていた。1本だけ・・。
140621_090823_J3_DSC_3052.jpg
発生場所はお寺のとなりの小さな柿畑で、竹などは1本も生えていない。でも、となりの山の竹の根が伸びているような場所ではある・・。

近くの運動公園に行ってみると、シラカシやシイの木が植えられた場所にベニタケの仲間がたくさん発生していた。
これはケショウハツだろうか? ひだがクリーム色をしている。
140621_092720_J3_DSC_3062.jpg

ウグイスハツのようなきのこが小さな菌輪を描いて発生していた。
140621_093207_J3_DSC_3067.jpg

これも同じきのこだろうか? かなり大型だ。
140621_093300_J3_DSC_3070.jpg

いつもの栗畑に行ってみるとテングタケの仲間もいくつか出てきていた。
これはちょっと前ならフクロツルタケで済ませたのだが、今は何という名前になったのだろう・・?
140621_095401_J3_DSC_3073.jpg

薄い膜質のつばがあるようだが、ツルタケダマシでもないような・・
140621_095531_J3_DSC_3076.jpg

これはヒメコガネツルタケで良いだろう。
140621_100948_J3_DSC_3087.jpg

これがアセタケ属なのかどうか未だによく分からない・・
胞子は平滑で、薄膜の縁シスチジアがあり、柄シスチジアは無いようだ。うむ・・。
140621_095103_J3_DSC_3071.jpg

これは少し古くなっているがヤケアトツムタケで良いのだろう。
140621_095828_J3_DSC_3078.jpg

焼け跡には黄色い子嚢菌とヤケノシメジらしききのこも発生してきていた。
140621_100703_J3_DSC_3085.jpg

焼け跡では他に小型のアセタケ属も発生していた。
140621_113927_J3_DSC_3095.jpg

胞子はアシナガトマヤタケのような姿をしているが、サイズがやや大きいように見える。
X5_IMG_9667.jpg

ひだの断面
縁にも側にも厚膜のシスチジアが見られる。
X5_IMG_9674.jpg

柄シスチジアはこんな感じ。ちょっとひねくれている・・。
X5_IMG_9677.jpg

さて、これは一体何だろうか・・?
posted by gajin at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2014年06月01日

ベニヒダタケの仲間

午後からいつものシイタケほだ場に行ってみたが、発生しているきのこは非常に少なく、ウラベニガサの仲間とムササビタケらしきものが少数見られた程度だった。

これは、やや古くなったベニヒダタケの仲間
140601_134838_D5100_DSC_2649.jpg

下側から見るとオオキノコムシの仲間が食事をしていた。
140601_135043_D5100_DSC_2652.jpg

同じ種と思われる幼菌
枝に褐色の細かな粒点があるのが特徴的だ。
140601_135218_D5100_DSC_2653.jpg

次に、シラカシやシイが植えられた公園に行ってみたが、ここも新しいきのこの姿はほとんど無く、干からびたイタチタケなどが少数見られただけだった。
このベニタケは勇み足で1本だけ早く出てしまったという感じだった。
140601_143524_D5100_DSC_2655.jpg

上から見たときはカキシメジかなと思ったが、どうやらフウセンタケの仲間のようだ。これもこの2本だけ。
140601_143853_D5100_DSC_2657.jpg
(やはりきのこの写真は一番手前のひだの部分にピントが合っていないと見られたものではない。)

最後にいつもの栗畑を覗いてみると、干からびたアセタケの仲間とともに黒いキツネタケの仲間が発生しているのを見ることが出来た。
140601_150713_D5100_DSC_2659.jpg
(三脚を使って撮影しているわりにピントをかなりはずしてしまっている・・。)

黒いキツネタケの子実層を押しつぶして観察してみた。
担子器は2胞子性のものがほとんどのようだ。
X5_25_400_0016.jpg

中には3〜4胞子のものも少数見られる。
X5_25_400_0018.jpg

これまでに私が三重県内で観察してきた黒いキツネタケは、やはりクロキツネタケ(Laccaria nigra Hongo)として良いのだろう。
posted by gajin at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2014年05月31日

キツネタケが出た・・

近所の農業公園を自転車で徘徊していたら、数年前にコナラやアラカシなどを植樹した場所にキツネタケがたくさん出ているのが目に付いた。

カメラも何も持っていなかったので、とりあえずiPhoneで写真を撮った。
140531_105243_008.jpg
iPhoneのカメラの画角はわりと広い。35mm版換算で35mm〜28mm程度あるのではないだろうか?

よく見るとコケの生えている場所にはヒナノヒガサらしききのこも生えていた。
140531_104904_007.jpg

今日は真夏のような暑さの一日だった。
(これを書いている今になっても室温が27度近くある!)
湿度も適当にあるので、いろいろなきのこがこれから一斉に発生してくるのではないだろうか・・。

posted by gajin at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2014年04月27日

カンムリタケ

青山町のカンムリタケを見に行ってきた。

遠目にはあまり目立たなかったが、カンムリタケはいつもの場所にたくさん発生していた。
140427_110629_D5100_DSC_2624.jpg

昨年の4月14日はまだ小さな幼菌ばかりだったが、今年はもう最盛期といった感じで十分成長した姿が見られた。
140427_110847_D5100_DSC_2629.jpg

カンムリタケの発生地は、木漏れ日が少し当たるヒノキの植林地で、水がじわっと湧き出している場所。写真を撮るための足の踏み場が確保しづらい。
140427_111429_D5100_DSC_2640.jpg

近くのヒノキ植林地で小型のミイノモミウラモドキのようなきのこが出ていたので、思わず採集してしまった。
140427_201657_DSC_2729x.jpg

ひだ断面の観察
実質の菌糸は並行型で、目立ったシスチジアのような細胞は無いようだ。
140427_194321_IMG_9538.jpg

担子器はやや短くて丸っこい姿をしている。
(・・と肉眼観察では思ったが、この写真を見るとごく普通・・)
140427_200017_IMG_9548.jpg

胞子は独特の姿をしており、図鑑にあるミイノモミウラモドキの胞子とは少し違うようだ。
140427_200321_IMG_9549.jpg

傘表皮は相変わらずうまく切り出せなかったが、中に顆粒状のものがある細い菌糸らしきものや花粉のようなものが絡みついている。
140427_202022_IMG_9560.jpg

顆粒状のものがある菌糸らしきものを拡大してみるとこんな感じ。
これは一体何だろうか・・?
140427_201810_IMG_9558.jpg
posted by gajin at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2014年04月19日

アミガサタケ

近くの公園のアミガサタケを見に行ってきた。

ここは、たくさんの桜が植えられている山裾の公園だが、アミガサタケが見られるのはこの一角だけ。しかも毎年1〜2本しか発生しないという今にも消え入りそうな発生地なのである。
それでも、今年も絶えることなく2本のアミガサを発生させてくれていた。

2本のうち1本は先端部を虫か何かに囓られてしまったようで写真のモデルにはならなかった。
それで、この1本のアミガサをモデルに何枚かの写真を撮ってみた。
140419_084357_D5100_DSC_2605.jpg
この写真は背景の発生環境を広く写し込むために15mm魚眼レンズで撮影している。
魚眼レンズは歪曲収差を無理に補正していないためか接写性能に優れたレンズが多いようだ。その魚の眼で見たような(?)歪曲収差も野外の撮影ではそれほど目立たないことが多い。
*背景にメダケ赤衣病菌が写り込んでいるのがなんとなく分かるだろうか・・。

こちらはカメラ(D5100)を三脚で固定し、17-70mmズームレンズ(f=32mm)で撮影
140419_084933_D5100_DSC_2609.jpg

同じセットでも日光を遮ってやると随分印象の違う写真になる。
140419_084948_D5100_DSC_2610.jpg

こちらは Nikon1 J3 のズームレンズ(10-30mm)で手持ち撮影
140419_085010_J3_DSC_2603.jpg
三脚で固定したD5100とさほど変わらない写真が簡単に撮れてしまう・・。(なのでD5100の出番が減ってしまっているのだ)

このあと、いつものシイタケほだ場に行ってみると、予想どおりウラベニガサがいくつも傘を開いていたが、すでに最盛期を過ぎたものが多かった。
140419_092136_J3_DSC_2605.jpg
*写真右のきのこはシイタケの老菌

オオシトネタケはまだ未熟なものばかりだった。
140419_092310_J3_DSC_2606.jpg

不思議なことにヌメリスギタケモドキのようなきのこが古いシイタケのほだ木から発生していた。
140419_092826_J3_DSC_2609.jpg

ところで、このブログに掲載している最近の画像のファイル名は、”西暦年(2桁)月日_時分秒_カメラ名_オリジナルファイル名”となっているので参考にしていただきたい(一部顕微鏡画像等で例外あり)。
posted by gajin at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2014年04月06日

イッポンシメジ属

満開の桜の木の下にイッポンシメジかアセタケの仲間のような小型のきのこが生えているのを見つけた。

よく見るとやっぱりイッポンシメジ属のようだ。
140406_132613_J3_DSC_2599.jpg

久しぶりに傘と枝のある生きのこの観察ができた。

ひだの切片は先端がねじれてしまった。
封入するときに気泡が入ってしまうのも課題の一つだ。
X5_IMG_9524.jpg

傘表皮の切り出しもなかなか難しい。
今回は老眼鏡を実態鏡代わりにして切り出してみたが、なかなか薄くは切り出せなかった。
これも気泡が入りやすいのが課題だ。
X5_IMG_9530.jpg

40倍対物レンズによる胞子画像
間違いなくイッポンシメジ属の姿をしている。
X5_IMG_9532.jpg

60倍対物レンズで胞子を観察していると、大型の胞子がいくつか目に付いた。
よく見ると胞子の形も全体に変わってきているような・・?
どうやらこれは、封入水が蒸発してきて胞子が潰れ始めている状態のようだ。このような状態で胞子のサイズを計測すると、とんでもないことになってしまうだろう。
X5_IMG_9534.jpg
胞子の観察において、封入水はできるだけ少量の方が良いが、あまりに少なすぎると胞子を押し潰してしまうことがあるので気をつけなければならない。

これまた久しぶりにKOHでひだの組織を潰してみたが、力が入りすぎたのか潰しすぎてしまったようだ。
X5_IMG_9536.jpg
posted by gajin at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2014年03月30日

キクラゲ

近所にある農業公園ベルファームを久しぶりに歩いてみたら、キクラゲがいつもの木にたくさん発生していた。

アラゲキクラゲに比べてキクラゲは比較的高い場所にに発生することが多いようだ。
キクラゲの方がアラゲキクラゲより乾燥に強いということだろうか?
140330_132215_001.jpg

これらの写真はiPhone5のカメラでとりあえず記録用に撮影してみたものだが、なかなかどうして、しっかりとした画質の写真が撮れている。
140330_132234_003.jpg

キクラゲが発生している木は、エゴノキタケのような硬質菌も一緒に発生しているのでエゴノキなのだろうか? そのすらっと伸びた樹形はネムノキのようにも思える。だとすると、この硬質菌はエゴノキタケではなくてチャカイガラタケあたりだろうか・・?
posted by gajin at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2014年03月02日

また海岸に・・


・・行ってしまった。

三重大学裏の町屋海岸
2月1日・2日に三重大学で開催されたベニタケ科研究会講演会の時にも、たくさんのショウロが確認されたという。
140302_142409_J3DSC_2344.jpg

金曜から雨がたっぷり降ったので、急激に膨らんでひび割れてしまったようなショウロが多く見られた。
140302_143755_J3DSC_2347.jpg

毎年観察していると、ショウロの発生場所はほぼ決まっていて、かなりの長年月に渡って同じ場所に発生するようだ。(菌根菌なので、あたりまえか・・)ただし、発生する場所は確実に増えているようだ。
140302_144815_J3DSC_2351.jpg

なぜか松林の中よりも林縁部に発生するものが多い。時には10m以上も離れた場所に発生することがある。
140302_141014_J3DSC_2342.jpg
posted by gajin at 22:56| Comment(2) | TrackBack(0) | きのこ

2014年01月02日

新春けしぼうず旅2014

新春恒例のけしぼうず旅、今年は久しぶりに遠州灘の海岸を歩いてきた。

家を4時半前に出発して浜岡砂丘に到着したのが7時半前。もうすっかり太陽は昇っていた。
140102_075538_J3_DSC_1969.jpg
風力発電の風車が遠州灘の海岸の風景を台無しにしている。
附近に生息する鳥類などにも影響があるだろうし、第一人間の生活圏のすぐ近くにこんな目障りな構造物を作ってしまって誰も文句を言わないのだろうか・・。

1箇所でコナガエノアカカゴタケのミイラを発見!
ミイラと言っても発生したのはそう何日も前ではないのだろう・・。
140102_073201_J3_DSC_1961.jpg

かなり小型のケシボウズ発見!
(写真はちょっとピンボケですが・・)
140102_073429_J3_DSC_1963.jpg

どれくらい小さいかというと、これくらい。
140102_190814_J3_DSC_2004.jpg
いわゆるケシボウズタケ(Tulostoma brumale)とは形態的に少し違うと思える。以前から気になっている種だが、既知の種に当てはまるのだろうか・・?

今までケシボウズの仲間を見たことがなかった場所でナガエノホコリタケ(Tulostoma fimbriatum var.campestre)らしき群生を発見した。やや海岸寄りの窪地になった場所だ。
140102_080545_J3_DSC_1973.jpg

すぐ近くにはアバタケシボウズタケ(Tulostoma adhaerens)らしきのも顔を出していた。
140102_081026_J3_DSC_1976.jpg

今朝は気温はそれほど低くなかったが、西風がかなり強く、海岸には大きな波が打ち寄せていた。
140102_082643_J3_DSC_1980.jpg

次に訪れたのは、かつてケシボウズ合宿などで歩いた磐田市の福田の海岸だ。
以前ケシボウズの仲間がたくさん発生していた場所を少し歩いてみたが、ケシボウズやヒメツチグリの仲間は全く見つからなかった。近年、何回かの台風で大量の砂を被った影響がまだ残っているようだ。
140102_091426_J3_DSC_1982.jpg

新春の福田海岸の珍百景!海岸の出張神社は健在だった。
「一年の計は元旦にあり」の文字が目にしみる・・。
140102_094934_J3_DSC_1983.jpg

最後に訪れた浜松市の中田島砂丘では、ついに1本のケシボウズも目にすることができなかった。
ここは決して環境は悪くないのだが、なぜか年々発生量が少なくなっていた。理由は良く分からない・・。
140102_103131_J3_DSC_1988.jpg

比較的若い松の近くには大型のショウロがたくさん発生していた。
140102_111544_J3_DSC_1992.jpg

そういえば、今回もスナヤマチャワンタケの姿を見ることができなかった。

帰り道は高速の混雑を敬遠して伊良湖岬→鳥羽のフェリーを利用しスムーズに帰宅することができた。
さっそくケシボウズの胞子を確認してみる。

浜岡砂丘で最後に見たアバタケシボウズタケらしきものの胞子は、やはり典型的なアバタケシボウズタケの胞子の姿をしていた。すなわち、球形の胞子の表面全体を大型で長いの円錐状のトゲが覆っており、トゲにある溝状の筋も光学顕微鏡でなんとなく確認ができる。
IMG_9480.jpg

一方、小型のケシボウズの方は、胞子表面の地肌の上に短いトゲが点在しているという感じであり、アバタケシボウズタケの胞子とは明らかに違っている。
IMG_9482.jpg

ナガエノホコリタケらしきものも、やっぱりナガエノホコリタケの網目状の突起をもつ胞子の典型的な姿をしていた。
IMG_9494.jpg

これほど違うケシボウズの胞子であるが、過去の文献の検鏡図では、アバタケシボウズタケの胞子もナガエノホコリタケの胞子も一様に球形の胞子の上に短いトゲが描かれているだけである。光学顕微鏡の性能など昔も今もそれほど変わらないはずなのに、なぜそんな風になってしまったのか?そちらの方が不思議でたまらない・・。
posted by gajin at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2013年12月29日

ナガエノホコリタケの生態

今日は昼前に年末恒例のお餅つきをして、午後からはちょっと息抜きにと、また香良洲町の海岸に行ってしまった。

前回見逃してしまったらしいが、1箇所にナガエノホコリタケの大群生が見つかった。
131229_140819_J3_DSC_1914.jpg
4〜5mくらいの範囲に、ざっと数えて260個くらいのケシボウズが発生していた。
発生場所は今年9月16日に幼菌を確認した場所とほぼ同じなので、同時期に発生したものが残っているのだろう。

良く見ると、ナガエノホコリタケの発生箇所だけに青々とした草が残っているではないか!
芝生に生えるハラタケでは菌輪の部分だけ芝の緑色が濃くなるが、ちょっとそれに似たような感じだ。
131229_141548_J3_DSC_1916.jpg

元気の良い草の傍に発生しているケシボウズを少し掘ってみると、草の根と絡み合っているようだったので、持ち帰って調べたみることにした。
131229_142015_J3_DSC_1926.jpg

水洗いをして砂を落としてみると、ナガエノホコリタケの柄からでた菌糸束らしきものと草の根が複雑に絡み合っているように見える。
131229_152316_J3_DSC_1940.jpg

実体鏡で柄の表面を観察してみると、植物の根のようなものが編目のようになって張り付いているのが確認できる。
131229_155323_J3_DSC_1948.jpg

植物の根を顕微鏡で観察してみると、一番太い根から径150μmほどの細い根が分岐しているのが分かる。
IMG_9452.jpg

その細い根は比較的短い細胞で出来ていて、中心にはやや色の濃い道管らしき組織があるようだ。そして表面には径10μmほどの根毛のようなものが絡みついている。
IMG_9454.jpg

細い根の先端部は短い細胞が出来つつある成長点のようだ。先端部はやや細長い細胞が集合して尖った形状になっている。
IMG_9453.jpg

ナガエノホコリタケの柄に絡みついている菌糸束のようなものも、顕微鏡で観察すると植物の細い根と同じであった。表面から出ている菌糸のようなものも、根の表皮の組織から分岐している根毛に間違いないようである。
IMG_9460.jpg

結論として、ナガエノホコリタケの柄に菌糸束があるというのは間違いで、これは近くに生えた植物の根が絡みついたものであることが分かった。
植物はナガエノホコリタケの柄から何らかの養分を摂取していると思われるが、一方的に栄養を摂取しているだけなのかどうかは良く分からない。
posted by gajin at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2013年12月23日

パスタソースのトリュフ

トリュフ入りのパスタソースが家にあったので昼に食べてみた。

S&Bの製品で、原材料にはトリュフ、トリュフオイルのほかポルチーニペースト、マッシュルームペースト、マッシュルームオイルなどと書かれており、きのこ関係がいっぱい入っているようだ。
パッケージ.jpg

例によってトリュフの破片を探しだして顕鏡してみた。
粗挽き胡椒くらいに細かく粉砕されているため、どれがトリュフなのか分かりづらかったが、実体顕微鏡下では大型のトゲトゲ胞子がよく目立つので直ぐにそれと分かってしまう。
これは20倍対物レンズの画像
IMG_9401.jpg
やっぱりヨーロッパ産のTuber melanosporumなどではなくて、T.indicumコンプレックス(中国産?)のようだ。

こちらは40倍対物レンズの画像。切れ味はなかなか良い。
IMG_9390.jpg

別の破片からとった胞子は別個体なのかかなり丸っこい。ひょっとして別種なのかも・・?
IMG_9399.jpg

ピントをずらして撮影した6枚の画像をCZMで合成してみたが、うまくいかなかった。
picture_99997.jpg

これなら最前面から2枚目くらいに撮ったこの写真の方がよっぽどましだ。
IMG_9392.JPG

そうそう、言い忘れてましたが、このソースなかなか美味しかったです!
posted by gajin at 23:18| Comment(2) | TrackBack(0) | きのこ

2013年11月16日

久々の海岸歩きなど・・

朝、少しだけ近所の松山を歩いてみた。

先々週までたくさん生えていたアミタケの姿はほとんど見られなくなって、晩秋の松山で良く見られるドクベニタケが発生してきていた。
かつて本郷先生がお元気だったとき、この山を一緒に歩いたことがある。その時もやはりこのきのこがたくさん生えていて「これが本当のドクベニタケですな・・」と教えていただいたきのこだ。
131116_074028_画像 178.jpg

ドクベニタケのヒダ断面
この写真だけでは良く分からないが、縁にも側にも紡錘形のシスチジアがある。
IMG_9357.jpg

例によってフロキシンで染色しKOHで押しつぶしてみた。
シスチジアは強く押さえすぎたせいで(?)先が潰れてしまったようだ。
IMG_9347.jpg

60倍対物レンズによる胞子画像
乾燥系の対物レンズでこれだけの像が得られれば、わざわざ油浸100倍を持ち出す必要も無いように思う。実際100倍の対物レンズで観察してもこれをバカ拡大しただけのような画像しか得られないのだ。(ベニタケの胞子の場合ですが・・)
IMG_9327.jpg

すぐ近くでシロシメジの幼菌が見つかった。
独特の傘の色合いで小さくともすぐにそれと分かる。当地ではヌノビキと呼ばれ食用にされてきたきのこだが、今はすっかり少なくなってしまった。
131116_074150_画像 180.jpg

キチチタケもすぐ近くで発生していた。これもかなり晩秋に生えるきのこだ。
131116_073755_画像 176.jpg

午後は久しぶりに香良洲町の海岸を歩いてみた。

香良洲海岸の名物(?)「斜めの松」と遠くに浮かぶタンカー
今日の伊勢湾はとても穏やかだった。
131116_125805_J3_DSC_1851.jpg

1箇所で新たにケシボウズ発見!
131116_130312_J3_DSC_1852.jpg

まだ若いためか孔口が開いていないので良く分からないがナガエノホコリタケのようだ。
131116_130607_J3_DSC_1855.jpg
(胞子の検鏡の結果ナガエノホコリタケで間違いなかった。)

採集した2本のうち1本の柄には菌糸束らしきものが発達していた。
まるで草の根が絡まっているように思えるが、これはナガエノホコリタケに見られる特徴のようだ。
131116_130706_J3_DSC_1856.jpg

香良洲公園ではチチアワタケが大発生した直後だったようで、やや古くなっているが、あちこちに多数の群生が見られた。
131116_133301_J3_DSC_1860.jpg

海岸では見られなかったが、ここではショウロも大発生していた。
131116_135155_J3_DSC_1883.jpg

ツルタケらしききのこが今頃発生してきていた。
イボテングタケも少し見られたがかなり古くなっているものばかりだったので写真は撮らなかった。
131116_134624_J3_DSC_1879.jpg

ムラサキナギナタタケもいつもの場所に律儀に発生していた。
131116_133932_J3_DSC_1871.jpg
posted by gajin at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2013年11月02日

やっとマ●●●!

11月になってやっと初物を手にすることができた・・。

しかもこれは、例年早くに発生する早生のシロで、やっと発生が始まったという状況なのだ。
これを採るのに精を出していた15年ほど前と比べれば、1ヶ月以上発生時期が遅れてきていることになる。
131102_080813_画像 173.jpg

あ、もちろんこれは三重県で激減しつつあるアカマツ林のRDB種調査の一環である。(^^;

同じく三重県RDBに掲載しているアミタケは、先週末くらいから大発生が続いている。
仕方がないので良さそうな物をスーパーの小袋に放り込んでいると30分くらいでいっぱいになってしまうほどである。
131102_075308_画像 171.jpg

アミタケの大発生と反対にトキイロラッパタケの姿がほとんど見られないのが不思議な感じだ・・。
posted by gajin at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ

2013年10月14日

コウボウフデはカビだらけ・・

12日(土)は、松阪市飯高町の山地を探索してみたが、きのこの姿はほとんど見られなかった。
他のきのこが何も無いときでも例年必ず出ているニンギョウタケの姿さえ見つからなかった。

モミの樹下に出ていたのはアジナシコウモリタケ(仮)のようだった。
131012_100023_J3_DSC_1796.jpg

少し齧ってみたが、なるほど味がまったく無い。
手にした感じはマイタケとよく似ており食用にもなるのではないかという気がした。
131012_095645_J3_DSC_1794.jpg
胞子のサイズは3×4μm強とかなり小さい。


今日は、亀山市関町の照葉樹林を訪ねてみたが、ここでも柔らかいきのこはほとんど見られなかった。

唯一目立っていたのが、このコウボウフデ
131014_091912_J3_DSC_1806.jpg

コウボウフデは今年かなりの数が発生したようで、あちこちで菌輪を描いて発生しているのが見られたが、このような黄色っぽいカビに犯されているものがほとんどだった。
131014_095817_J3_DSC_1810.jpg
「このカビが欲しい・・」と言われる御仁がおられるかも知れないと思って1本だけ採集しておいた。

毎年アミタケが出る斜面を確認してみたら1本だけ若いきのこが顔を出していた。
131014_104113_J3_DSC_1811.jpg

同じ斜面に並んで発生していたのはクギタケのようだ。
131014_104322_J3_DSC_1812.jpg

クギタケの胞子はとても大型
カバーグラスに水を浸み込ませたとき1方向に並んでしまったようだ。
131014_X5_IMG_9272.jpg
posted by gajin at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ