2009年04月11日

名張のギフチョウ

朝からあまりにも天気が良くて気温も上がりそうだったので、名張市と伊賀市のギフチョウを見に行ってきた。

名張市の産地は今年から市の天然記念物に指定されたためか、採集者も来ていない様子で、幸いにも2〜3頭の個体が飛んでいるのを間近に観察することが出来た。
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でも、写真を撮れるような状況ではなかったので、撮ったのは天然記念物指定の看板だけ。

その後、伊賀市(旧上野市)の産地を3か所回ってみたが、2か所は完全に絶滅してしまったような状況で、残る1か所もかろうじてギフチョウが生息できるような環境が残っているものの、生息を確認することは出来なかった。ひょっとするともう伊賀市のギフチョウはすでに絶滅してしまったのかもしれない。

名張・伊賀地域のギフチョウの保護は、上記の看板にもあるように「伊賀ふるさとギフチョウネットワーク」という団体により熱心な保護活動が続けられてきたのであるが、残念ながら心ないマニアや環境の荒廃による絶滅に歯止めは掛けられなかったようだ。
せめて、今回天然記念物に指定された名張市の産地くらいは末永くギフチョウが見られる環境が保たれるようにと願わずにはいられない。

さて、本業のきのこの方はというと・・
実はアミガサ3兄弟(と勝手に言っているシャグマアミガサタケ、トガリアミガサタケ、アミガサタケ)を確認しに名張市のダム湖に最初に行ってみたのだが、ここしばらく乾燥状態が続いているためかアミガサの「ア」の字もなし。というかきのこの「き」の字もなしというような状況ですね・・。
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2008年07月20日

虫草祭2008

18日(金)から今日まで、鳥取県の大山で開催された第28回の「虫草祭」に参加してきた。
虫草祭自体の日程は19日(土)午後から20日(日)なのであるが、交通がやや不便な場所ということもあり、大部分の方が前日の18日から前泊で参加されていたようである。

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18日(金)は早朝に自宅を出発して、午前中は米子の弓ヶ浜の海岸散策を楽しんだ。弓ヶ浜の海岸は、植生豊かな美しい海岸が広範囲に続いており、隈無く探索するには1日ではとても足りないだろう。ケシボウズがいっぱい生えていそうな環境なのだが、なぜか残骸すら見つからない。干からびたスナジホウライタケが少し見つかっただけである。

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日が照ってくると、強烈な日差しと暑さで熱射病になりそうになった。砂浜に車の通り道となっているような轍(わだち)が続いていたので、良くないと思いつつも車を走らせてみた。初めて経験する車でのケシボウズ探しだ。これはらくちん!

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午後3時頃に宿に着いたら、既にもう主要なメンバーが到着されていた。少し休憩してから大山寺周辺を何人かで探索した。大山寺は、参道と平行するように自然豊かな散策路が整備されており、ミズナラやブナの大木が多く見られる。虫草の発生はまだ非常に少ないようだったが、何種類かのベニタケ科のきのこやシワチャヤマイグチなどを見ることができた。
今年の虫草祭には、アメリカオレゴン州立大学のJoseph W. Spatafora教授(右端)が2名の学生とともに特別参加されており、親しく接することができた。Spatafora教授といえば虫草のDNAによる分類では第一人者ということであるが、虫草の形態的な特徴にも非常に精通されているという印象であった。

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19日(土)の午前中は、有志での虫草探索。有志とはいうものの8割方はそろっているという感じ。この日の探索場所は林床にやや笹が多くなってきているようで、虫草の発生も時期が早いせいか非常に少なかった。それでも何人かの方は朽木性の虫草やコメツキタンポタケ(?)などを採集されたようだ。

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午後3時から開催された日本冬虫夏草の会の総会の様子。私のすぐ前で、これ以上派手なきのこがらはないだろうなという服を着ておられるのが、今回の採集会のお世話をいただいたK山さんだ。

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総会の後、小川眞先生のきのこのお話しがあった。小川先生のお話を聞くのはこれで3回目になるが、題名は同じでも毎回内容は全くと言って良いほど違っており、何度聞いても面白くためになる。
この写真は、最近小川先生の奥さんが翻訳出版されたというテオプラストスの植物誌のお話。BC300年の本だが、これに今私達がやってることなんか全部書いてあると言われているところ。

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20日(日)は午前中が本番の採集会だ。全員そろっていざ出陣というところ。メインの採集場所ということもあってすばらしいブナ-ミズナラの森である。入り口から10歩ほど入ったところで、カメムシタケが見つかった。もちろん見つけたのは私ではない。直ぐ横でサナギタケが次々と見つかる。これも私ではない・・。私は写真だけ撮らせて貰う。

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しばらくすると大物のエゾハルゼミタケが見つかったという叫び声がしたので行ってみると、直ぐ近くの場所で4体ほど見つかったという。案内役のK山さんもこれでほっと胸をなでおろされたいたようだ。写真はエゾハルゼミタケを発掘中の第一発見者のN内さん。石がごろごろしている場所なので非常に掘りづらいようだ。このあとギロ・・、いやいやそんなことはないはずである。

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宿に戻って採取品の鑑定風景、虫草の場合「きのこ」のように採集品を机の上にすべて並べるというようなことはしない。コレクション的要素があるためか、貴重な採集品は物陰でこっそりと見せ合ったりするだけで、基本的にはクリーニングしてきれいな標本にしてから人前に出すというものらしい。
今回の私の採集品は、未熟なクチキフサノミタケ2体のみであった。
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2008年06月18日

昼休みのきのこ

例によって昼休みのきのこ観察。
職場近くの公園のでは、今のところきのこの発生はとても少ない。それでも今日はミドリニガイグチの幼菌を見つけることができたから、夏きのこ発生の準備は着々と進んでいるみたいだ。あと1週間もすれば、この公園のきのこも大爆発をしそうな予感がする。なんとなくですが・・。
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< CoolPix S5 F3.7 1/60sec f=8.8mm >

これは、撤去された便所の跡地に次から次と発生しているワカフサタケ属のきのこ。ヒメワカフサタケかアカヒダワカフサタケあたりのきのこだと思うが詳しくは調べていない。何年も前から観察していないと、なぜこんなところにアンモニア菌が大発生しているのか分からなかっただろう。
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< CoolPix S5 F3.7 1/25sec f=8.8mm >



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2008年06月16日

世界でいちばんキライな奴!

ぎょえーっ!!
菌輪館の中からMさんの叫び声がする。

昨日、いなべ市で開催された「みえ・菌輪の会」の観察会での出来事である。
採取を終えて菌輪館に戻って食事を済ませ、これからきのこの同定にかかろうかというときだった。写真のような超特大ヤマビルが菌輪館のフローリングの上をずりずりと這い回っていたのだ。
こんなでかい奴は皆んな初めて見たという。↓
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不思議だったのは、こんなにたっぷり血を吸った風のヒルがのたっているのに血を吸われた人がだれもいなかったことだ。
採集から戻ってから菌輪館に入ったのは、私とM3さんとM3さんのワンちゃんだけだったので、先ずいちばん無防備だったワンちゃんを調べてみたけどそんな形跡は何もなかった。当然私もM3さんも自覚症状とか何も無かった。これ菌輪館の主じゃないの?と口には出さなかったが、誰もがそう思っていたに違いない・・。

家に帰ってお風呂にはいるときにもういちど確認してみたけど、やはり何ともなかった。(以前、神奈川でやられたやつはお風呂に入るときまで気が付かなかったことがあるから最後まで注意していないといけないのだ。)
このとき、M3さんからメールが届いていたのに今日になるまで気が付かなかった。
(M3さんには済みませんが、そのメール無断で転用させていただきます。)

<M3さんからのメール>
先ほど足元の床を見たら、血が20cmもべっとりと流れていました。
びっくりして、犬が怪我や、ヒルに咬まれていたのかと点検するもなんとも無し。
なんと、私の右足の付け根の甲が血だらけ。靴下も調べたら、血がべっとり。
菌輪館のヒルが丸々と太っていたのは私の血かも。
昼に帰着後、サンダルに履き替えていてやられたのかもしれません。
厚手の靴下の上から吸い取るとは、いなべのヒル、恐るべし。しかも、痛くも痒くもなし。


ほんと、やることが陰湿だから嫌われるのよね!
7月には「ヒル地獄谷」と自ら呼んでいる場所に行かねばならない。
あーやだやだ!
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2008年06月14日

オキナワウラジロガシの芽・・

というか、もう立派な木になってしまったみたいだ。
これは、昨年末の南紀コケ&冬虫夏草観察合宿でゲッチョ先生から頂いてきたオキナワウラジロガシのバカでかドングリを1個だけ植木鉢に植えてみたもの。根っこは春先から伸び出していたのだが、芽の方がなかなか伸びてこないのでおかしいなと思っていたら6月になって急速に伸び出した。
で、写真を撮らねばと思っているうちに、もうこんなに大きくなってしまったという次第・・。
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標本用にとってあったドングリからはコガネムシの幼虫のような小さな虫がドングリに穴を開けて出て来ていた。で、そのままこれも乾燥標本になってしまったようだ。
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ゲッチョさんから頂いたときはこんな感じのけっこう湿ったドングリだった。
これを狂喜して拾った時の様子が「ゲッチョのコラム」に書かれている。で、その次のコラム「コケ合宿」で「あやしいキノコ屋です」と自己紹介しているのはひょっとして私のことだろうか?

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2008年06月11日

ちょっとサボっていました・・

5月31日〜6月1日に三重大学で開催された菌学会の大会では、何人もの菌友が津市にやって来られたのだが、いつも私が昼休みに散歩している公園を散策された方も多かったようだ。
で、何人かに「クルミタケがたくさんありましたよ」と言われた。それも「えっ!そんなところに出ていましたか?」というような場所で見つかったという。やっぱり違う目で見てもらうのは良い。自分が普段歩くコースが決まってしまっているというのもあって、見る場所が限定されてしまっているのだろう。
今日は自分でも新しい場所のクルミタケを見つけることができた。完熟せずに虫に食われて腐りかけているような個体にはショウジョウバエのようなのがたかっていた。(写真はブレボケで見えにくいですが)
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< CoolPix S5 F3.7 1/3.6sec f=8.8mm >

ヤマドリタケモドキがぼちぼち出始めているという情報がネットに流れていたので確認してみたら、ほんとに出始めていた。今年は随分と早いのではないだろうか?
それにしても、こいつは随分ナメクジにやられているなあ・・と足下を見ると、もっと魅力的なきのこが生えているではないか。う〜ん、なんだかとっても気になるなあ、このちっちゃいのが・・。
SDSCN1289.jpg
< CoolPix S5 F3 1/42sec f=5.8mm >

これは直感的にコツブタケではないと思ったきのこ。竹やぶの脇に生えていました。サイズは小さめの鶏卵くらい。もう少しこのままにして観察してみようと思う。
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< CoolPix S5 F3.7 1/37sec f=8.8mm >

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2008年05月25日

E330できのこ撮影

午後、気晴らしに原付バイクで近所をうろついてみた。
こういう時、気軽に持ち出すカメラはオリンパスのE330になってしまった。なんと言ってもライブビューが使える可動式のモニターがとても使い易いのと、CCDのサイズが小さいため被写界深度の点で有利だと思えるからだ。以前に使っていたCoolPix900シリーズのような感覚で使うことができるのだ。
元々このE330は顕微鏡撮影用に中古品を購入したものだが、顕微鏡撮影の方はさっぱり進まず、やや接写向きの14-54mmなるレンズまで購入してしまったので、ますますきのこ撮影用カメラ化しつつあるのだ。

切り倒した広葉樹の丸太が積み上げられている場所にアラゲキクラゲがたくさん発生していた。
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< E330 14-54mm F8 1/5sec f=14mm ISO100 >

こちらはアラゲでないキクラゲの方。
この場所は殆どがアラゲキクラゲで、この1箇所だけがキクラゲだったが、別の場所の立ち枯れた木には5mくらいの高さまでびっしりとキクラゲが発生していた。どちらかというとキクラゲは高いところが好きなのかも知れない。
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< E330 14-54mm F8 1/8sec f=14mm ISO100 >

これはシイタケのぼだ場で目に付いたムササビタケの幼菌らしきもの。ほんとうはウラベニガサの仲間やシトネタケの仲間がたくさん出ていないかと期待していたのだが、古いウラベニガサが1本見つかったのみだった。
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< E330 14-54mm F5.6 1/2.5sec f=14mm ISO100 >

苔むした栗畑の感じがなかなか良さそうなので歩いてみたら、何か所かにツチグリの古いのが転がっていた。クリにツチグリが出るというのがなかなか面白いと思った。
この栗畑には冬の間に枯れた枝などを燃やしたいわゆる「焼け跡」がたくさんあったので、これからもときどき注意して見ることにしたい。
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< E330 14-54mm F5.6 1/40sec f=14mm ISO100 >

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2008年05月24日

サボテンの花

雨の降らないうちにと思って、朝からちょっと気になっているきのこの探索に行ってみたが、まったくのおけら。
その途中、車から見えたサボテンの花があまりにも見事だったので写真に納めてみた。

たぶんこれは「長盛丸」(ちょうせいまる)という品種のサボテンのようだ。学名はEchinopsis oxygona ssp.oxygonaとなるらしい。子供のころ育てていた記憶がある。良く似た仲間の最もポピュラーなサボテンである「短毛丸」(たんげまる: Echinopsis eyriesii)よりも刺が長くて扱いにくいサボテンだったように思う。
それにしても、こんな大株になるには10年以上はかかっているのではないだろうか?
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< D300 17-70mm F5.6 1/500sec f=70mm ISO200 >

この擁壁の下は深い排水路になっていて、サボテンの場所は家の人でもなかなか近付けないようなところだ。それでずっと放置されていたためにこんな大株に育ったのだろう。なまじ人の手なんか加えない方が良いという好例・・。サボテンという植物の逞しさを感じる。
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< D300 17-70mm F13 1/80sec f=21mm ISO200 >
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2008年05月01日

クルミタケが出た

昼休みの公園歩きを再開している。
とは言っても、今のところあまり見るべきものも無いので1週間に1回くらいのペースだ。
今日はそろそろ出るのではないかと思っていたクルミタケを見つけることができたのが嬉しかった。写真は携帯のカメラで近づき過ぎたのでボケボケだ。(でも無いよりはましだろう。)クルミタケは、まだ径5mmくらいのほんのちっちゃなもので、見慣れていないとそれとは分からないようなものだ。
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マイタケも生えるツブラジイの木にはカンゾウタケが丁度良い感じに育っていた。
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2008年04月29日

キツネノワンとヤリの関係

近くの山にキツネノワンを見に行ってきた。
今年はかなりの豊作みたいで5本くらいあるヤマグワの樹下には足の踏み場もないくらいびっしりとキツネノワンが発生していた。標高500mくらいのやや涼しい場所なので、ちょうど今頃が発生の最盛期のようだった。
この場所では今まであまり見かけなかったキツネノヤリもたくさん発生していた。

<キツネノワンとキツネノヤリ>
この写真では別の場所から発生しているが、なかには全く同じ場所からワンとヤリが発生しているように見えるものがあった。
ひょっとしたら同じ菌核からキツネノワンとヤリが発生する場合もあるのではないかと疑ってみたのだが、掘ってみるとやはり別の桑の実(菌核)から発生していた。
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< D300 Micro60mm F22 1/4sec -0.3EV ISO200 >

<キツネノワンの菌核>
菌核はキツネノワンもヤリも殆ど同じで、桑の実が真っ黒く萎縮したようなものである。
D300SC_1400.jpg
< D300 Micro60mm F22 1/4sec -0.3EV ISO200 >
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2008年04月06日

久しぶりにきのこなど

久しぶりに自由時間がとれたので、昨日の土曜日は名張市のアミガサファミリーを見に行ってきた。
桜の根元に発生するシャグマアミガサタケは今年も発生している形跡が全く無かった。
トガリアミガサタケはまだけっこう若い状態だった。これも毎年同じ桜の木の根元の同じ場所に発生していて、桜の菌根菌のように見えてしまう。
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今日は近くの山でピスを調達してきた。
写真の中央にある枝がキブシで、その髄を抜いたものが右側である。普段あまりピスを使わないので、これくらいあれば2年くらい持つのではないかと思う。
太くて上質のピスが取れるのではないかと密かに思っていたタラノキ(写真左側)は、髄と木質部の密着がとても強く、髄をうまく抜き出すことが出来なかった。地元の踊りに使う太鼓の「ばち」をこのタラノキで作っていたので、随分太い髄があることを知っていたのだが、これではピスとして使うことができない。
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2008年03月22日

やっと咲いた

洋蘭のジゴペタラム(Zygopetalum)の花がやっと咲いてきた。
本来なら晩秋に蕾が出て冬中咲いてくれる花なのだが、今年は今頃になってやっと花が開いてきた状態だ。
開花が遅れた理由は冬が寒かったからではない。反対に秋の気温が高すぎて花芽が出るのが遅れたせいだと思われる。十分に花芽が成長できないまま急に冬に入ってしまったため今頃になるまで花を開くことが出来なかったのだ。
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きのこの発生についても秋の気温が高すぎる影響がここ数年顕著になってきたのではないかと思っている。いわゆる秋らしい気候が少なくなって夏から急に冬がやってくるという気候変動の傾向があるのではないだろうか。それにより秋のきのこの発生はとても少なくなっているように思われる。

田んぼのあぜ道を歩いていたら、かなり湿気の多い場所にこんなきのこが群生していた。
ヌメリガサ科のきのこかなあと思いつつも調べても分かりそうにないので、写真を撮るだけにした。
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ところで、洋蘭といえば今月の初めに恒例の洋蘭展が近所の公園であったので、そのときの写真がアルバムにアップしてある。興味のある方はご覧ください。
題して「笑う洋蘭」です。
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2008年03月20日

60mmマクロレンズ

Nikonの新60mmマクロレンズ(Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED)を使ってみた。

昨日から今日にかけて大量の雨が降り、栽培のシイタケも一気に大きくなったようだ。新60mmマクロレンズは非常に抜けの良い描写で雨上がりのシイタケの瑞々しさを写し出してくれた。でもボケ味に関してはちょと?のような・・。
D300SC_1074.jpg
< F4.0 1/250sec ISO200 -0.3EV 手持ち撮影 >

これは庭の侘助(わびすけ)椿。
ピントの外れた部分の柔らかい描写など、マクロレンズとは思えない実に上品な描写を見せてくれた。
D300SC_1080.jpg
< F4.0 1/320sec ISO100 -0.3EV 手持ち撮影 >

その椿の下にたくさん発生しているツバキン。
これも雨上がりということもあるのだろうが、実に抜けの良い画像で、しっとりと湿ったツバキンの感じが実に良く描写されていると思う。古い子嚢盤に刻まれた小じわもシャープに写っている。
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< F4.0 1/125sec ISO200 -0.3EV 手持ち撮影 >

これはエノキタケの発生しているムクゲの枯れ木の様子である。
アラゲキクラゲが出てきているのは今日初めて気が付いた。
エノキタケもまた小さな幼菌が頭を出してきているようである。
D300SC_1085.jpg
< F4.0 1/160sec ISO200 -0.3EV 手持ち撮影 >

新60mmマクロレンズを試写した感想は、非常に抜けが良くて質感のある描写ができるオールマイティーなレンズだという感じだ。ピントリングの操作感などもすばらしいものがある。
花や虫などの手持ち撮影やごく小さなきのこの撮影には積極的に使いたいと思うが、三脚を使ってのきのこ撮影ではズームレンズの便利さに慣れてしまった身には単焦点の60mmという画角がかなり使いづらいのではないかと思われる。
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2008年03月08日

シイタケ

神社のシイタケを見に行ってきた。
お目当てだったシイの倒木は2年くらい前までたくさんのシイタケが出ていたのだが、今日見たらもう完全に樹皮が朽ち果てていて見る影もなくなっていた。

帰り道で偶然これを発見。
やっぱりシイタケはこの時期でも結構たくましく発生しているようだ。
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< Nikon D300, SIGMA 17-70mm, F11 1/6sec f=17mm ISO400 手持ち >

シイの倒木を60cmくらいに玉切りして転がしてある中のひとつで、これは立てて置かれているものだ。
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< Nikon D300, SIGMA 17-70mm, F16 2.5sec f=38mm ISO200 三脚 >

コフキサルノコシカケと上下で勢力争いをしている。
で、場所が便所の裏だったりするので、もちろんこのシイタケは採集したりしなかった。
D300SC_0949.jpg
< Nikon D300, SIGMA 17-70mm, F22 1.3sec f=17mm ISO400 三脚 >

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2008年02月10日

春の兆し?

今日は、昨日の雪とは一転してとても暖かい一日だった。
シグマの50mmマクロレンズを持ち出して家の周りを散歩してみた。

やけに新鮮なナナホシテントウが日向ぼっこをしていた。
50mmマクロレンズのほぼ最短撮影距離(等倍)なので被写界深度はかなり浅くなっている。
D300SC_0801.jpg
< F8 1/80sec -0.3EV ISO200 >

オオイヌノフグリの花
これもほぼ最短撮影距離で撮っている。花は風に揺れるため絞りをやや開いてシャッタースピードを稼いでいる。
D300SC_0803.jpg
< F5.6 1/500sec -0.3EV ISO200 >

排水路の土手に咲いた菜の花
こんな汚い排水路にカワセミが飛んでいたのには驚いた。
D300SC_0809.jpg
< F8 1/500sec -0.3EV ISO200 >

これも同じ土手に咲いているホトケノザ
ホトケノザは場所によってずいぶん早い時期から咲いているようだ。
D300SC_0812.jpg
< F8 1/160sec -0.3EV ISO200 >

ホトケノザのアップ
逆光ぎみの撮影で花の細かい産毛を強調するように撮ってみた。
D300SC_0814.jpg
< F8 1/160sec -0.3EV ISO200 >

3月にニコンから発売される60mmマクロレンズを注文してしまった。
そのため、この50mmマクロレンズは手放そうと思っているが、使ってみるとなかなか愛着が出てくるものである。
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2008年02月03日

雪化粧

朝起きたらこのような雪景色だった。
うっすらと雪が積もったのは今年2回くらいあったけど、今朝のがいちばん多かったみたいだ。
雪化粧した風景は色彩が単純化されてとても美しく見える。

D300SC_0789.jpg
これは2階から撮った我が家の畑の全景。梨畑が隣接しているので環境はあまりよろしくない。遠くに見える林は農業公園ベルファームの一角だ。

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西側の山の方を眺めたところ。
山の上の方はまだ雪が降っている感じだが、家の周りの道路や固い地面の雪はすでに解けてしまっている。
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2008年02月02日

オリンパスE-330

顕微鏡撮影用に手に入れたオリンパスのE-330を使ってみた。
とは言うものの、顕微鏡との接続用パーツがすぐに手に入らないため、顕微鏡写真ではなくて近くの公園の花などを撮ってみた。

P2020019.jpg
< E-330 F8 1/160sec f=14mm ISO100 >
色再現に若干くすんだところが見られるが、画像のポテンシャルは非常に高いようだ。特にハイライト部のダイナミックレンジはとても広く、ニコンD300の14bitRAWと比較しても遜色が無いくらいだ。

P2020031.jpg
< E-330 F8 1/50sec f=45mm ISO100 >
レンズは、E-330のレンズセットになっていた普及タイプの14-45mm。最短撮影距離が38cmと長めだが45mm側ではこれくらいまで寄ることが出来る。(花はハナキリンの仲間)

P2020051.jpg
< E-330 F8 1/125sec f=14mm ISO100 >
E-330の可動式モニター&ライブビューによるローアングル撮影は、やはり非常にやり易い。
もう少し寄れるレンズが手に入れば、これをきのこ撮影のメインに使いたいくらいである。
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2008年01月26日

まったくのおけら・・

午前中、志摩市にある国府の海岸を歩いてみた。
国府の海岸は、夏場はサーファー達のメッカとなるのだが、さすがに冬は犬の散歩をする人くらいしかいなかった。

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ここは遠浅の砂浜が2Km以上も続いており、リアス式海岸の続く伊勢志摩地方には珍しい大規模な砂浜となっている。近くに大きな川も無いのに、これだけの砂がどこから供給されているのか不思議に思える。

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海岸の植生は非常に幅の狭いところが多いが、植生自体は伊勢湾内や遠州灘の海岸とそれほど違わないようだ。
ケシボウズの仲間が見つかっても良さそうな場所は幾つかあるのだが、いくら目を凝らしてもさっぱり何も見つからない。

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このような白っぽい巻き貝の殻がいっぱい落ちていて、紛らわしいことこの上ない。
結局この海岸では、およそ菌類と名の付くものの形跡は何も見つけることが出来なかった。

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2008年01月20日

暖冬なのかなあ・・

今日は朝からどんよりとした雲に包まれて、なんだかとってもうすら寒い1日。
天気予報では、この辺りでも夜には雪が降ると言っているが、どうなのだろう。

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花壇に植わっている(というか勝手に生えている)フウセントウワタがまだ青々としている。確か去年は、今頃にはもうすっかり枯れて真っ白な綿毛を飛ばしていたのではなかったか。
やっぱり今年はかなりの暖冬なのだろう。そういえば、まだ氷が張ったのを見ていない。

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フウセントウワタの下には、気の早いアネモネが1輪咲いていた。これも、こんな時期から開花していることは、あまりないように思う。

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これは花が咲いてしまった食用の「菜ばな」。葉っぱの縮れた品種みたいだ。湯がいてマヨネーズなどで食べるとブロッコリーなんかよりもずっと味は良い。

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穫り残したミカンを狙って、たくさんのカラスが群がってきていた。
メジロやヒヨドリの餌になるのは、かえって好ましく思っていたくせに、どうもこの真っ黒なカラスに食われてしまうのというは、なんだか許せない気分になる。石を投げてやろうかと思ったら、その前にさっと逃げてしまった。
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2008年01月05日

午後はケシボウズ探索

あまりにも陽気が良かったので、午後からは海岸のケシボウズ探索に行ってみた。
海岸に行ってみると意外に風が冷たいのに驚いた。
今日は河芸町〜香良洲町の実績のある3箇所の海岸を約3時間かけて歩いてみた。

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河芸町の海岸では、比較的若いナガエノホコリタケとTulostoma adhaerensらしきケシボウズがそれぞれ1箇所で発生していた。
この写真は、まだ孔口が開いていないナガエノホコリタケ。

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香良洲町の海岸でいつも気になる斜めの松。
このような砂地の地面に張った根で、これだけの重量が支えられていることがとても不思議だ。

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これは香良洲海岸のTulostoma adhaerensらしきケシボウズ。
孔口が少し横に細長くなる奇形になっている。

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ショウロはかなり古くなっているが、前に来たときよりもたくさん発生しているようだった。
posted by gajin at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記