2015年06月10日

湿地の手入れ

今日は一日、近所の農業公園にあるため池の湿地の手入れを行った。

この湿地(というか限りなく草原に近い)には、コキンバイザサ、イシモチソウ、ヒメナエなどレッドデータブックに掲載されている種が数多く生育している。
私が子供の頃(50年くらい前)の記憶では、モウゼンゴケやレンゲツツジの生えるもっと明るい湿原であったのだが、最近はササやアシが勢力を広げており、環境の良い場所がどんどん狭くなってきている。
かねてから、暇が出来たらこの湿地の管理をしたいと思っていた。
これまでは、ため池の水利権を持つ水利組合の方が毎年秋に草刈りをしてくれていたのだが、それでは追いつかないので、月1回程度の草刈りを任せてもらうことにしたのだ。

これが手入れ前の湿地の全景(7時57分に撮影)
もうすでに草はかなり伸びてしまっている。
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こちらが手入れ後の写真(15時44分に撮影)
ササやアシ、セイタカアワダチソウなどを主に刈り取って、かなり隙間ができたのではないかと思う。
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ちょど今、ノハナショウブの花がきれいに咲いていた。
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近づいて見るとこのような感じ
生えている植物を確認しながらの草刈りなので、けっこう時間がかかる。
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ハルリンドウやイシモチソウの生える重要な場所は軽めの草刈りにして、刈り取った草はさらいで集めて片付けている。
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数株しか残っていないイシモチソウは来年も生えてくれるだろうか?
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2015年04月15日

志摩の海でサンプリング

今日は朝から日差しがあって思ったより天気が良さそうだったので、気の向くまま志摩の海を訪ねてみた。
以前からやってみたかったプランクトンの採集と、あわよくばアカマツ−ウバメガシ林にこの時期何某かのきのこが出ているのではないかと思ったからである。

途中、伊勢市辺りでは小雨がぱらついていたが、志摩に来てみると先程までの雨が信じられないような好天の空が広がっていた。
英虞湾を望む背の低いアカマツ林では、コバノミツバツツジのピンク色の花が賑やかに咲き揃っていた。
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これだけ雨が降ったにもかかわらず、沿岸林にきのこの姿はほとんど見られなかった。
唯一見られた柔らかいきのこがこのアラゲキクラゲ。ウバメガシらしき枯れ木に何カ所かで発生していた。
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美しい海岸線に見えるが、これは人工的に作られた海水浴場なのだ。
このような海浜や幾つかの入り江で海水を濾し取ってプランクトンを採集した(・・つもり)。
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入道雲まで出る夏のような空が広がったが、風は意外に冷たかった。
この地域で盛んに行われているアオサノリの養殖もそろそろシーズン終盤を迎えているようだ。
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家に帰って、採集してきた(ハズの)プランクトンを検鏡してみると、ゴミばかりでプランクトンらしきものはほとんど採集できていなかったことが分かった。
そう言えば水がバカにきれいすぎるなと一抹の不安がよぎったりしたのだが、時期的にまだ水温が低くてプランクトンが活性化していなかったのだろうか?
時期や場所を変えてもう少し挑戦してみようと思う・・。


9年ほど前の開始当初から手を加えていなかった本ブログのデザインがやけに陳腐化していることに昨日やっと気付いたので、急遽デザインを変更してみた。あと幾つか手直しをしたいのだがスタイルシートのCSSと格闘しなければならないのでもう少し待ってほしい・・。

posted by gajin at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | その他

2011年02月11日

雪です!

朝起きたら、久しぶりの雪景色でした!
今もしんしんと降り続いています。

私がこどもの頃は、ここ松阪でももっとたくさん雪が降り、多いときには30cmくらいの積雪があったものです。でも今は、一冬にこのようなうっすらとした積雪が1〜2度あるかないかですね。今回は久しぶりに3〜5cmくらい積もってるようです。

これは、15mmフッシュアイレンズで撮影した畑の全景
まだまだ剪定しなきゃいけない樹木やらなにやらいっぱいあるのですが、この雪じゃあしようがありません!
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こちらはiPhon4のHDRを使って撮影した門扉方面の風景
右側のサンシュユはつぼみがややふくらいできています。左側はシラカシの植え込みですが中央のはカミキリムシ(カシノナガキクイムシではありません)に食われて枯れてしまいました。
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2011年01月30日

キウイフルーツの剪定

昨日のことになるが、早くやってしまわねばと思っていたキウイフルーツの剪定をあらかた済ますことができた。
キウイフルーツは樹液が動き出してから剪定すると、切り口から樹液が流れ出してしまうので、のんびりしてはいられないのである。
もうすぐ2月、春は間近に迫ってきているのだ。

これがほぼ剪定前の状態(AM10時)
キウイフルーツはとても樹勢の強い植物で、1年も放置すると蔓性の枝が縦横無尽に延びてしまうため剪定にはとても時間を要する。
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これがあらかた剪定を終えたところ(PM3時)
まだまだ余分な枝が残っているので、あと少し整理が必要だ。
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これは、昨年7月16日に撮影したものだが、このキウイフルーツの棚の下で発生していたハリガネオチバタケ近縁らしききのこだ。
キウイフルーツ樹下は、夏場は完全な日陰となり適度な湿気と豊富な落ち葉があるため、他にもいろいろ腐生性のきのこが見られる場所である。
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posted by gajin at 20:42| Comment(4) | TrackBack(0) | その他