2007年12月08日

白トリュフ

いなべ市の公園に発生している白トリュフの様子を見に行ってきた。
前回11月4日に観察したときは、まだ殆どが未熟で胞子の確認が出来なかったので、1ヶ月ほど成熟するのを待っていたのである。

DSC_0080.jpg
11月4日に発生していたと思われる個体は、もうかなり成熟が進んでいて、早いものはもうグレバが半分溶けかかっているような状態であった。しかし、この写真の個体のように最近発生してきたと思われる若い個体も幾つか見つかった。

今回、十分に成熟した個体が得られたので、持ち帰って調べてみたところ、どうやらこれは Tuber oligospermunという種に非常に近いと思われる。残念ながらイタリアの高級白トリュフ Tuber magnatumではないようだ。

DSC_0100.jpg
その足で北勢町のウロコケシボウズタケのその後の様子を見に行ってきた。
7月16日に見つけた赤いつぶつぶ頭の幼菌も、随分みすぼらしい姿になってしまったが、まだまだりっぱに突っ立っていた。標準的な個体に比べると柄は半分くらいの長さにしか伸びなかったが、胞子を飛ばす役目は十分に果たしてくれたのではないだろうか。

DSC_0104.jpg
マツカサキノコモドキは、今頃が発生のピークみたいだった。
その他にもアシナガタケの仲間など、良く探せば小型のきのこはいろいろ発生しているみたいだ。
posted by gajin at 23:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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