この3日間、地元の行事やら何やらであまり遠くには出かけられなかったが、近場のきのこ探索は少ししていた。
21日(土)、近所の公園ではハマクサギタマゴタケ(仮)が爆生していた。
今まで見たことの無い場所にも菌輪を描いて発生しており、発生量が尋常ではない感じだった。

公園内にある産直市場を覗いてみたら、こんなきのこが売られていた。やや小ぶりだがニセマツタケに間違いないだろう。
先日「食用価値は無い」と書いたきのこだが、やっぱりこうやって並んでいるとなかなか立派に見える。値段が書いてなかったので売り物ではなかったのかも知れない。

22日(日)は、津市の海岸を訪れることができた。
台風18号の高潮はここではかなりあったらしく松林の近くまで漂着物が打ち上げられていた。

ケシボウスなどのきのこはさっぱり見つからなかった。
三重大学裏の町屋海岸から白塚の海岸にかけての堤防道路は、これから28年3月までに改修工事が行われるとのことで、既に車両は通行止めになっていた。工事が始まれば立ち入りも制限されることになるだろうから、海岸徘徊者にはちょっと困ったことになってしまった。

23日(月)は、再度近所の神社を散策してみた。
オオオニテングタケに似たきのこがまた発生していた。
詳しく調べていないのでなんとも言えないが、やっぱりオオオニテングタケとは別種のように思える。

ハマクサギタマゴタケのみごとな菌輪が見られた。
やはり今年はハマクサギタマゴタケが当たり年のようだ。

1箇所にオレンジ色のきのこが賑やかに発生していた。
やや古くなっているがタマゴタケのように見える。

やっぱり、どう見てもタマゴタケに違いない。
タマゴタケといえば、本県では比較的高所の落葉樹林に発生するものと思っていた。こんな身近なシイ・カシの照葉樹林にも発生することが分かったのは驚きだった。

神社の入り口でモクセイの香りがしていたので探してみたら、早くも銀モクセイが咲き始めているようだった。
