2010年06月13日

光る小枝の謎

「きのこウォッチングクラブMIE」恒例のシイノトモシビタケツアーに行ってきた。

このところ非常に乾燥した天候が続いていたので、シイノトモシビタケも発生しているのかどうか非常に気がかりだったが、やっぱり発生地の海沿いシイ林は適度な湿気を保っているようで、そこそこの個体を観察することができた。
100612201829DSC_5954.jpg

とはいうものの、やはり乾燥気味なので、シイノトモシビタケは小型のまだ傘が開いていない個体が散生しているといった状況で、最盛期はこれから梅雨に入ってからになると思われる。
100612202703DSC_5955.jpg

さて、これからが本題の「光る小枝」の話である。
昨年は光る葉っぱの謎として、シイノトモシビタケ発生地周辺に落ちている葉っぱがぼんやりと光る現象を紹介したが、今年は葉っぱだけではなく光る小枝が見つかったのだ。

これがその光っている小枝なのだが、これでは何だか良く分からないだろう。
100612204741DSC_5957_2.jpg
(写真では明るく光っているように見えるが、実際は長時間暗黒に目を慣らさないと見えないようなごくかすかな光である。)

光を当てるとこのような小枝なのである。
でも、これだけでは、この小枝のどの部分が光っているのか良く分からない。
100612204938DSC_5958_2.jpg

そこで、発光している部分の画像を重ねてみたのがこれである。
これを上の画像と比べると、どの部分が発光しているのか良く分かるようになった。
100612204938DSC_5958x.jpg
詳しく確認することができなかったが、これを見ると樹皮が破れて(?)白っぽくなっている部分が面的に発光しているということが分かる。
恐らく、菌類の菌糸が発光しているものと思われるが、分離培養するのはなかなか難しいようだ。
posted by gajin at 21:36| Comment(2) | TrackBack(0) | きのこ
この記事へのコメント
ツアーお疲れ様でした。

今年は日程が合わなかったけど、来年以降またお供させていただきます。

これだけ厳しい条件でもけなげに発生するんですねぇ。来週くらいにはピーク迎えるんでしょうか。

芯まで光ってる小枝、見てみたいです。
Posted by 鳥居 at 2010年06月15日 20:58
鳥居さん、今回はご一緒できなくて残念でした。
シイノトモシビタケのピークはまだまだこれからですし、あと1ヶ月くらいは十分見られるんじゃないかと思いますので、どうです、来年と言わずこれから見に行ってきては・・。28日からは高速道も津から無料になりますしね。
でも、あんなとこ夜に一人で行くのは、とて〜もこわ〜〜い!ですね。
Posted by gajin at 2010年06月15日 22:22
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