普段はあまり目立たないのだが、花の咲くこの時期になると実にたくさんのヤマザクラが自生していることを知らされる。
ヤマザクラは園芸品種のソメイヨシノなどと違って、1本ごとに花や若葉の色、開花時期などに違いがある。
ヤマザクラの咲く山肌を見ると、コナラなどの落葉樹の新芽もかなり大きく成長しているのが分かる。季節は思いのほか早く進んでいるようだ。

< D300 SIGMA 17-70mm F8.0 1/200sec f=40mm >
ヤマザクラは開花と同時に赤味を帯びた若葉が展開し、その若葉の色が淡いピンク色の花と調和して非常に味わい深いものがある。

< D300 SIGMA 17-70mm F8.0 1/100sec f=24mm >
葉が展開する時期も個体により微妙に違うようだ。そこがまた良い。

< D300 SIGMA 17-70mm F5.6 1/640sec f=34mm >