2016年05月14日

シイノトモシビタケを撮る

シイノトモシビタケが和歌山でも出始めたというので、昨日、熊野市の発生地を確認に行ってきた。

発生地に行ってみると、シイノトモシビタケはもうこんなに大きく成長した姿で傘を並べていた。
先日の雨で発生を始めたのではないかと思っていたのだが、どうもそうではないらしく既にかなり古くなった子実体も幾つか見られた。
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< EOS M3 EF-M11-22mm F16 0.6秒 ISO 6400 f=17mm >

こちらは傘が赤味を帯びるタイプ
(かなりブレボケですが・・)
160513_180224_M3_IMG_0673.jpg
< EOS M3 EF-M11-22mm F16 0.6秒 ISO 6400 f=22mm >

日が暮れると幻想的な光をあちこちに見ることができた。
この場所は良い感じで子実体が並んでいるし、やや高さがあるのでローアングルでの撮影もやり易かった。
新しい機材(EOS M3 & E-M5U)による撮影の確認をするには理想的な環境だった。
160513_192432_M3_IMG_0674.jpg
< EOS M3 EF-M11-22mm F16 30秒 ISO 6400 f=12mm >

ややローアングルでの撮影
撮影は全てマニュアルで行った。露出は、ISO6400 F16 30秒 で固定。
ピント合わせはモニターで行うが、ピーキング機能(ピントの合った部分が着色して表示される)を使用するとけっこうやり易かった。
160513_193311_M3_IMG_0678.jpg
< EOS M3 EF-M11-22mm F16 30秒 ISO 6400 f=15mm >

ズームリングを回してもう少し拡大してみる。
解像感がいまいち乏しく見えるのは小絞りボケによる影響もあると思うが、傘の縁などよく見るとけっこう解像しているのが分かる。ひだの部分の写りはこんなものだろう・・。
160513_193948_M3_IMG_0681.jpg
< EOS M3 EF-M11-22mm F16 30秒 ISO 6400 f=20mm >

こちらはOMD E-M5Uによる画像
これも解像感がいまいちなのは前述の理由もあると思うが、ピントをちょっと外してしまっているような気もする。
160513_194717_EM520011.jpg
< E-M5U LUMIX G MACRO 30mm F16 30秒 ISO 6400 >

これは朽木の内部から頭を覗かせて発生している様子
露光途中にLEDライトを当てて撮影している。
160513_200104_M3_IMG_0684.jpg
< EOS M3 EF-M11-22mm F16 30秒 ISO 6400 f=17mm >

これは別の発生個所だが、やや子実体が古いのか発光が弱く画像もノイズが少し目立っている。
160513_200602_M3_IMG_0687.jpg
< EOS M3 EF-M11-22mm F16 30秒 ISO 6400 f=17mm >

LEDライトを当てるとこんな感じ
かなりボロボロに腐朽した材から発生しているのが分かる。
160513_200842_M3_IMG_0689.jpg
< EOS M3 EF-M11-22mm F16 30秒 ISO 6400 f=17mm >

ボロボロに腐朽して横たわる材から発生している様子はこんな感じだ。
160513_201805_M3_IMG_0691.jpg
< EOS M3 EF-M11-22mm F16 30秒 ISO 6400 f=12mm >

シイノトモシビタケは数多く発生していたが、意外にその他のきのこはほとんど目に付かなかった。
発光するシイの落ち葉もしばらく目を凝らしてみたが確認できなかった。


posted by gajin at 10:11| Comment(0) | きのこ
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