仕方なく旧飯高町の観察地を目指す。
モミ・ツガ・アカマツの混じった急斜面を危なっかしく登っていくが発生しているきのこはとても少ない。
以前ニンギョウタケがよく発生していた尾根筋に近い辺りに来たとき、とても強い菌臭がするのを感じた。
その辺りを探してみるとこれが原因だと分かった。

かなり古くなっているが、強烈な臭いはコウタケそのものだ。
イヌシデと思われる木の根元から発生していたのを反対側から撮影したもの。
ケロウジやコウタケモドキ(?)などと比べるとかなり大型で、コウタケ(またはシシタケ)として間違いないのだろう・・。

他にもっと新鮮なきのこが無いかと探してみたが見つからなかった。
代わりに見つかったのはこのニンギョウタケだけだった。

その他に見られたきのこで、このクロラッパタケも既に古くなって真っ黒に溶けてしまっているものが多かった。
