2015年06月30日

オキナクサハツ

雨の合間を縫って、またふらっと近所の農業公園を1周してきた。

ウッドチップを撒いた場所にオリーブサカズキタケらしききのこが群生していた。
オリーブサカズキタケといえば、比較的細い落枝に発生しているものしか見たことがなかったので、ウッドチップから発生しているのには目を疑った。でも、やっぱりどう見てもオリーブサカズキタケみたいだ・・。
150630_111703_J5_DSC_0195.jpg

ため池堰堤の南向き斜面にはハマクサギタマゴタケ(仮)がまばらな菌輪を描いて発生していた。
150630_112847_J5_DSC_0196.jpg

道を挟んで反対側にはクサハツの仲間が発生していた。
150630_113011_J5_DSC_0198.jpg

ひっくり返してみると柄に褐色の粒点があり、ひだにも褐色の縁取りがる。
オキナクサハツで間違いないだろう。
150630_113026_J5_DSC_0199.jpg
オキナクサハツの翼のある胞子を見るため持ち帰る。

カバーグラスに落下させた胞子をメルツアー試薬で染色し、油浸100倍の対物レンズで拡大すると、予想どおりの美しい姿を見せてくれた。
150630_132353_IMG_0389.jpg

念のため、ひだ断面も観察してみる。
濃色の側シスチジアと思われる細胞が数多くみられる。縁部は、褐色の色素を持った球形細胞が数多く集まっているように見える。
150630_134137_IMG_0401.jpg

例によってフロキシンで着色し、KOHでふやかし押しつぶした子実層
150630_134618_IMG_0402.jpg

側シスチジアと思しき細胞は先端に突起があり、細長いゴム風船のような形をしている。
150630_134702_IMG_0404.jpg

posted by gajin at 21:35| Comment(0) | きのこ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]