この湿地(というか限りなく草原に近い)には、コキンバイザサ、イシモチソウ、ヒメナエなどレッドデータブックに掲載されている種が数多く生育している。
私が子供の頃(50年くらい前)の記憶では、モウゼンゴケやレンゲツツジの生えるもっと明るい湿原であったのだが、最近はササやアシが勢力を広げており、環境の良い場所がどんどん狭くなってきている。
かねてから、暇が出来たらこの湿地の管理をしたいと思っていた。
これまでは、ため池の水利権を持つ水利組合の方が毎年秋に草刈りをしてくれていたのだが、それでは追いつかないので、月1回程度の草刈りを任せてもらうことにしたのだ。
これが手入れ前の湿地の全景(7時57分に撮影)
もうすでに草はかなり伸びてしまっている。

こちらが手入れ後の写真(15時44分に撮影)
ササやアシ、セイタカアワダチソウなどを主に刈り取って、かなり隙間ができたのではないかと思う。

ちょど今、ノハナショウブの花がきれいに咲いていた。

近づいて見るとこのような感じ
生えている植物を確認しながらの草刈りなので、けっこう時間がかかる。

ハルリンドウやイシモチソウの生える重要な場所は軽めの草刈りにして、刈り取った草はさらいで集めて片付けている。

数株しか残っていないイシモチソウは来年も生えてくれるだろうか?

お話の通り除草されたのですね!大変だと思いますがぜひ継続してください。
あれからお話した昆虫とは出会うことができました。
この湿地の管理ですが、とりあえず今年は自分で適当にやってみて、様子が分かれば、仲間を募って組織的にやっていきたいなあと考えています。
例の昆虫は、あの後も時々気にしているのですが未だ目に付きません・・。