2015年04月20日

キツネタケの観察

16日に見つけた農業公園のキツネタケを調べてみた。

キツネタケは思ったほど成長していなかったが、観察できる程度には成熟しているようだったので、検鏡と標本用に数本採集してきた。
150420_122530_TG3_P4200002.jpg

ブラシノキのキツネタケモドキ(?)に比べると柄が太短いように見えるが、発生環境による違いかも分からない。
150420_142914_TG3_P4200005.jpg
このところ、標本撮影は手持ちでかなりいいかげんにやってしまっているが、今年はきちんとした撮影システムを構築したいと思っている。

ひだ断面はブラシノキのキツネタケモドキ(?)とほとんど変わりがないようだ。
150420_164207_X5_IMG_0176x.jpg

担子器は確かに4胞子性なので、キツネタケで間違いないのだろう。
150420_164813_X5_IMG_0181x.jpg

胞子は、ブラシノキのキツネタケモドキ(?)と比較するとやや小型だが短いトゲがはっきりとしている。
150420_163551_X5_IMG_0173x.jpg

posted by gajin at 20:13| Comment(0) | きのこ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]