2015年04月12日

春は子嚢菌・・

昨日は、「本格的なきのこ探索に出かける・・」などと書いてしまったが、やっぱりこの時期はアミガサタケやカンムリタケなど見栄えのするきのこの発生はごく限られている。
それでまたバカの一つ覚えのように名張市のダム湖に行ってしまった。

アミガサタケは出ているには出ていたが、これともう1本ごく小さな幼菌が見られただけ。
このダム湖周辺のアミガサタケは年々発生量が少なくなっているようだ。
シャグマアミガサタケとテンガイカブリタケは2010年以降発生を確認していない。
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桜吹雪が見頃だったが、空はどんよりと曇っていて写真もなんだかパリッとしていない。

トガリアミガサタケはもうかなり古くなっていたが、なんとか命をつないでいるようだった。
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次もお決まりのギフチョウ観察
名張市のギフチョウ生息地に行ってみると、幸いにも少しだけ薄日の射す天気となったため、2〜3頭の個体が飛翔するのを確認することができた。
この写真は、植栽されたツルニチニチソウで吸蜜する♂と思われる個体
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こちらは、まだ羽化して間もないと思われる♀らしき個体
この場所のギフチョウは個体数が少なく、いつ絶滅してもおかしくないような状況が続いているが、思ったよりもたくましく命をつないでいるようだ。
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最後もお決まりのカンムリタケ観察
カンムリタケの発生地は標高が750mほどあるため、けっこう冷たい風が吹いていた。
発生量はこれも年々少なくなっているようで、この場所も今年は数えるほどしか発生していなかった。
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posted by gajin at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ
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