海浜の一角ではヒメカンムリツチグリ(Geastrum quadrifidum)の新しい子実体が幾つか見つかった。

発生場所は、もう10年くらい前からヒメカンムリツチグリが発生を続けている場所だ。
2-3年で発生しなくなるケシボウズタケの仲間と違って長期間発生を続けられるのは、地表近くの有機物をエサにしているからなのだろうか?

ナガエノホコリタケも2-3か所で発生していた。

どれも1-2か月前に発生したものだと思うが、今年は比較的多くの場所でケシボウズが発生しているようだ。

ツノマタタケは、意外にも海岸でよく目にするきのこだ。

香良洲公園の一角ではショウロがたくさん発生してきていた。

ごく最近発生してきたようで、まだ食べられそうな程に若いものが多かった。

この場所は土が比較的硬いので地表に露出して発生しているが、もっと柔らかい砂地の場所では目に見えない地下でこのような発生が始まっているのかも知れない・・。
庭のエノキタケも昨夜の雨で元気を取り戻していた。

枯れたムクゲの根元には若い幼菌も顔を覗かせている。

この冬は本当に暖かくて、いつもなら2-3月頃に咲き出すはずのツバキがもうかなり咲いてきている。

バラのような大輪のツバキを庭の片隅で発見!

あまりに大輪のせいで下を向いてしまっていたので、手で支えて写真を撮っている。
この暖かさでハチやアブも活発に活動していたので「虫の目レンズ」で遊んでみた。

影を作らないように虫に近づくのはなかなか難しい・・。