いつもの年ならカラカラ天気が続くはずのこの時期になぜか雨が降り続いている。例年より1か月早く秋の長雨の時期がきてしまったようだ。
それに合わせてきのこも出始めているようなので、昨日、久しぶりに関町の観察地を訪ねてみた。
これは、道端で一番最初に出迎えてくれたキイボカサタケ
シロイボカサタケも目に付いたが近づきにくい場所だったので写真はなし。
今度こそはと期待していたソライロタケは発生を確認できなかった。

もう一つの目的だったニセマツタケは予想どおり発生を始めていた。
あと1週間もすれは傘が開いた姿を見ることができるだろう。

言っておくが、ニセマツタケは食用的価値はほとんど無いからね・・。
これはたぶんズキンタケ

そしてこれがアカエノズキンタケだろう。

コウボウフデの幼菌はもうこれくらいに成長していた。
すでに子嚢を観察するには遅すぎるかも知れない。

赤土の崖地に白っぽいニセショウロの仲間らしきものが幾つか発生していた。

古いものはこんな風になっていて、やっぱりニセショウロの仲間だろうと思われた。
しかし、念のため採集してみると非常に硬い肉質で、割ってみるとやっぱりこれもコウボウフデの幼菌だと分かった。

良く分からないイッポンシメジ属の半菌輪

砂岩の壁面に発生したハナガサイグチとアケボノアワタケ??

コビチャニガイグチ

ブドウニガイグチ??

ダイダイイグチ

小型のキヒダタケの仲間

アカマツの枯れ木に発生したヒメカバイロタケの幼菌とヒカゲヒメチチタケ?

舗装道路の脇に出ていたアンズタケ

ベニウスタケはあちこちにたくさん発生していた。

アンズタケの仲間は、この他にもミキイロウスタケや小型のアンズタケ似(ヒナアンズタケに非ず)2種くらいが見られた。
成長しきったナラタケモドキ

道端のコテングタケモドキ

シロオニタケは雨に打たれて刺が落ちてしまったものが多かったが、これはこの朝発生したのかとてもきれいな姿をしていた。

この他にも、リュウコクヒナベニタケ(仮)や不明のイグチ3種くらいなどなど久しぶりにたくさんのきのこを見ることができた。やっぱり雨が降り続くときのこがたくさん出てくることを実感・・。
posted by gajin at 18:29|
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