2015年07月08日

雨降り続けばきのこ爆生する・・

今日は小雨の降る中、2回目の湿地の手入れを行った。
先月の草刈りから思ったほど草は伸びておらず、午前中には全て作業が終わってしまった。

施工前の重要な湿地(08:03)
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そして、施工後の状況(11:16)
かなり強めに刈り込んでいるように見えるが、実際には10cmくらいの高さで刈っている。
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湿地ではコキンバイザサが可憐な黄色い花を開いていた。
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それにしても、気にかかるのは、この雨の中でもきのこが大発生してきていることだ。
湿地の隣にある道路脇のクヌギの周りにはハマクサギタマゴタケ(仮)が大きな傘を広げている。
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先日、オキナクサハツを採集した場所はいつの間にかオキナクサハツの大群生地となっていた。
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そこにまぎれるように生えていたのはクリイロイグチだろう。
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昨年までキツネタケやアシナガトマヤタケ、ヒカゲヒメチチタケなどがたくさん生えていた場所にニオイワチチタケが大量に発生していた。
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真っ白なカレエダタケの仲間が見事な列を作って発生していた。
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同じような場所にキチャハツもたくさん発生していた。
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これはツギハギハツだろうか?
これも同じような場所に発生していた。
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キチャハツとツギハギハツ?を持ち帰って胞子を比較してみた。
右がキチャハツで左がツギハギハツ?
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驚くほど似ているのに驚く!
胞子を見たらツギハギハツか全く見当はずれか分かるかと思ったが・・、やっぱりさっぱりわからない。

真っ赤っかなアカヤマタケの仲間も1か所に群生していた。
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コナラを植えた道端にひときわ大きなテングタケの仲間が出ていた。
よく見るとウスキテングタケのようだが、こんな大きなウスキテングタケは初めて見る。
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別の場所では、これもかなり大型のツルタケらしききのこが出ていた。
土中のやや深いところから発生しており、柄に少しだんだら模様がある。ひだの縁部も褐色に縁どられていることからオオツルタケとして良いのだろう。
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ウッドチップにもいろいろ出ていたが、書ききれないのでまた今度にする。

それにしても、この雨はいつになったら止むのだろう?
畑の草取りができないままどんどん大きくなってきているのが気にかかる・・。


posted by gajin at 23:10| Comment(0) | きのこ