キツネタケは思ったほど成長していなかったが、観察できる程度には成熟しているようだったので、検鏡と標本用に数本採集してきた。

ブラシノキのキツネタケモドキ(?)に比べると柄が太短いように見えるが、発生環境による違いかも分からない。

このところ、標本撮影は手持ちでかなりいいかげんにやってしまっているが、今年はきちんとした撮影システムを構築したいと思っている。
ひだ断面はブラシノキのキツネタケモドキ(?)とほとんど変わりがないようだ。

担子器は確かに4胞子性なので、キツネタケで間違いないのだろう。

胞子は、ブラシノキのキツネタケモドキ(?)と比較するとやや小型だが短いトゲがはっきりとしている。
