ミイノモミウラモドキのように見えるが、どうだろうか・・

胞子を見ると、イッポンシメジ属には違いないがミイノモミウラモドキの胞子とは少し違うように思える。

午後からは近所の農業公園を散策してみた。
例のウッドチップの場所に行ってみると、ハタケキノコらしききのこの群生が新しく幾つか出来ていた。

その近くにベニタケを連想させる大型のきのこが発生していた。

よく見ると、これも先日見かけたコザラミノシメジと同じもののようだ。

胞子を確認するとやはり「ザラ実」に間違いない。

さらにメルツアー試薬を加えると胞子盤が明瞭に確認できた。

しかし・・、これはほんとうにコザラミノシメジで良いのだろうか? 今まで見てきたコザラミノシメジとは随分違うように思えるのだが・・。
ウッドチップ上にはハタケチャダイゴケと思われるきのこも新しく発生してきていた。

数年くらい前にコナラやアラカシなどを植林した場所に行ってみると、なんともうキツネタケが出始めているではないか!
他の発生場所ではまだ何も出ていないので、この場所だけ異常に早く発生スイッチが入ってしまったようだ。

その直ぐ傍にはアセタケ属らしききのこも幾つか発生していた。

コナラ樹下では4月7日に見つけたワカフサタケ属のきのこがまた出ていたので検鏡用に採集してきた。

池の畔にあるナラガシワの樹下でを探すとColpoma属のきのこを見つけることができた。
このColpoma属の発生のピークは、これから連休明けくらいまでだろうか・・。

ナラガシワの落枝ではタマキクラゲがまだ頑張っていた。

記事が長くなってしまったので、アセタケ属とワカフサタケ属の検鏡結果は明日にでも掲載することにしよう・・
追記