以前からやってみたかったプランクトンの採集と、あわよくばアカマツ−ウバメガシ林にこの時期何某かのきのこが出ているのではないかと思ったからである。
途中、伊勢市辺りでは小雨がぱらついていたが、志摩に来てみると先程までの雨が信じられないような好天の空が広がっていた。
英虞湾を望む背の低いアカマツ林では、コバノミツバツツジのピンク色の花が賑やかに咲き揃っていた。

これだけ雨が降ったにもかかわらず、沿岸林にきのこの姿はほとんど見られなかった。
唯一見られた柔らかいきのこがこのアラゲキクラゲ。ウバメガシらしき枯れ木に何カ所かで発生していた。

美しい海岸線に見えるが、これは人工的に作られた海水浴場なのだ。
このような海浜や幾つかの入り江で海水を濾し取ってプランクトンを採集した(・・つもり)。

入道雲まで出る夏のような空が広がったが、風は意外に冷たかった。
この地域で盛んに行われているアオサノリの養殖もそろそろシーズン終盤を迎えているようだ。

家に帰って、採集してきた(ハズの)プランクトンを検鏡してみると、ゴミばかりでプランクトンらしきものはほとんど採集できていなかったことが分かった。
そう言えば水がバカにきれいすぎるなと一抹の不安がよぎったりしたのだが、時期的にまだ水温が低くてプランクトンが活性化していなかったのだろうか?
時期や場所を変えてもう少し挑戦してみようと思う・・。
9年ほど前の開始当初から手を加えていなかった本ブログのデザインがやけに陳腐化していることに昨日やっと気付いたので、急遽デザインを変更してみた。あと幾つか手直しをしたいのだがスタイルシートのCSSと格闘しなければならないのでもう少し待ってほしい・・。