2015年04月05日

ウラベニガサ

昨日のことになるが、晴れていた午前中にシイタケのほだ場を覗いてみた。

ほだ場に行ってみると、シイタケの収穫のピークはもうほとんど終わっているようで、古くなったほだ木からは大型のウラベニガサらしききのこが盛大に発生していた。
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こちらはオオシトネタケらしきものが発生しているほだ木。シイタケ栽培にとってオオシトネタケはけっこうな害菌のようだ。残念ながらまだ十分に成熟はしていない様子だった。
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土に帰りつつあるようなぼろぼろのほだ木からホコリタケの仲間が発生していた。
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シイの木の根本には、すでにカンゾウタケが赤い舌を覗かせていた。
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ウラベニガサのひだは簡単にスライスできるはずと思っていたが、これが大間違い。壊れやすい寒天のように水分を多量に含んでいて、特にひだ実質がすぐにつぶれてしまう。
薄くスライスしようとすると、このように子実層のみが紐のように切れてしまう。しかも曲がってしまう・・
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これは上のプレパラートの一部を400倍で拡大したもの
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傘表皮は錯綜した菌糸が平行に走っており、中間の褐色を帯びた菌糸を挟んでおおまかに3層になっているように見える。(右側が上部)
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今、ちょうどこの辺りの野山は、山桜の薄紅色と落葉樹の浅黄色がとても美しいコントラストを見せている。1年中でいちばん美しい季節だと思う。
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この3月末で38年間勤めた職場を退職し、晴れて自由の身となった。
季節や天候にあわせて時間を自由に使えるというのはほんとうにすばらしいことだ!
しかし、生活の糧となる収入は確実に無くなったわけで、これからがほんとうの「おけら日記」になるのだろう・・。
posted by gajin at 18:14| Comment(5) | TrackBack(0) | きのこ