2012年01月22日

庭のエノキタケ

今年は特に雨が少なくてカラカラに乾燥した日が続いていたのだが、それを取り返すかのように3日くらい続けて雨が降った。早くも春が来たような陽気だ。
庭のエノキタケも嬉しそうに濡れた傘を輝かせていた。

何を思ったか、初めてコンデジのGX200を三脚に取り付けて撮影してみようと思った。
ISO感度も最低の64に設定し、どうせなのでRAWで記録してみた。
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< GX200 F7.2 1/20sec f=5.1mm ISO64 >
逆光気味の光線だったので思ったより傘表面が白っぽく飛んでしまったようだ。柄の部分はあまり暗くならないよう白紙で補助光を当てている。

そのまま望遠側に少しズームして撮影したもの
上の写真とほとんど同じF値だが背景のぼけ方がこちらの方が大きいのが分かる。
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< GX200 F7.3 1/20sec f=7.3mm ISO64 >
こうやってみると特大のエノキタケのように見えてしまうが、そんな大物ではないのだ。

これは、もっと小さい幼菌
スーパーで売っているエノキタケが真っ白なのは光に当てないからなのだが、品種自体も白っぽい子実体を作るものが選抜されているようだ。以前に栽培のエノキタケの種菌を買ってきて栽培してみたことがあるのだが、出てくるきのこがかなり白っぽかったのを覚えている。
ひょっとすると、このムクゲに出る庭のエノキもその栽培用エノキの血を引いているのかも分からない。
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< GX200 F7.1 1/20sec f=15.3mm ISO64 >
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2012年01月02日

新春けちぼうず探索・・

新春恒例となっている「けしぼうず旅」
今年は2年ぶりに紀宝町の海岸を訪れてみたのだが、たくさん見られたのはこのコツブタケばかりだった・・。
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海岸のクロマツ林はマツクイムシ防除のための樹幹注入もしっかりされているし、ケシボウズが出そうな環境はけっこう広範囲に広がっているのだが、目に入るのはやっぱりコツブタケばかり・・。
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目を皿のようにして探してやっと見つけることができたのは、転がっているケシボウズの頭部2個のみ。アバタケシボウズタケ又は良く似た小型の別種と思われるが、たぶん1年以上前に発生したもではないだろうか?
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予想はしていたが、台風12号の影響と思われる流木が大量に浜に打ち上げられていた。
間伐材のようなものに混じって住宅の部材と思われるものも数多く打ち上げられており、当地の災害の重大さを肌で感じることができた。
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帰り道は例によって日本最古の神社といわれる「花の窟神社」にお参りをしてきた。
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花の窟の説明書き↓
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花の窟は神社と言っても神殿は無く、ご神体は巨大な砂岩の一枚岩なのでとても1枚の写真には収まらない。
そこでiPhoneアプリでパノラマ風に写真をとってみた。↓
http://photosynth.net/view.aspx?cid=c2b1bb1a-e5c4-440c-be0a-d4d5d7350809

さらに帰り道の途中、今度は大紀町の石灰岩地でウロコ探索・・
ここのウロコケシボウズタケも2009年2月の発見以降さっぱり見つかっていない。
ウロコケシボウズが出ていてもまったくおかしくないこんな風な環境はいっぱいあるのだが・・
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やっぱりこれは「けちぼずたけ」・・だな。

昨年の台風12号の影響はこの地でも相当大きかったらしく、普段ほとんど水の流れていない河川の石積み風護岸が2〜3mも動いていた。
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2011年12月04日

遠州灘と菌輪館の探索

「きのこ雑記」浅井さんらケシボウズ仲間と久しぶりに遠州灘の浜を探索することができた。

昨日、早朝は激しい雨が降っていたのだが、私たち三重県組が浜に到着すると次第に小降りになり、やがて傘も要らなくなった。(やっぱり今年の雨男or雨女は関東方面の人らしい・・)
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写真は最初の探索地となった浜岡砂丘の風景

浜岡砂丘では2〜3種のケシボウズの仲間が1ヶ月くらい前からぽつぽつと発生してきていた様子で、発生量はここ3年ほどでいちばん多いのではないかと思われた。
ここでも発生量がいちばん多かったのはアバタケシボウズタケだったが、ナガエノホコリタケの姿も久しぶりに見ることができた。
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コナガエノアカカゴタケも少し古くなっていたが健在だった。
グレバの臭いを嗅いでみると、やっぱりあの懐かしい牛の臭いがした。
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スナヤマチャワンタケもそれほど多くはなかったが、何か所かで発生を確認できた。
まだ小さいものが多かったので発生がやや遅れているような感じだ。
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その後、中田島砂丘に移動してもケシボウズの仲間は比較的多く発生しているのが確認できた。しかし例年多く見られるコフキクロツチガキなどのヒメツチグリ属の姿はほとんど見ることができなかった。

昼過ぎには遠州灘を後にして三重県いなべ市の「菌輪館」へ
到着後しばしの菌輪館探索・・、こちらもかなり奥深く愕然としてしまうのだ!
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菌輪館での夕食のオードブルに何やらあやしげなものが出てきた・・
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タマゴタケとウロコケシボウスタケらしきもの・・
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こちらはご存じ「カ○ノ○メ」・・に見えるかな?
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2011年11月20日

海岸散策の続き・・

先週の続きというか、時間が無くて行けなかった津市河芸町方面の海岸散策に行ってきた。

河芸町の海岸では、今まで出ていなかった場所で、やや大型のアバタケシボウズタケらしききのこが団子状に群生しているのが見つかった。
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上の画像の群生を掘り返してみたところ。
やはりアバタケシボウズタケで間違いないと思うが、ひょっとすると違う種かも分からないので持ち帰って調べてみることにする。
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発生環境はこんな感じ。浜はどこも漂着物が大量に打ち上げられている。
画像左上に赤トンボが写っているのは全くの偶然だ。パソコンで画像を処理してみて初めて気が付いた。
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白塚海岸に移動すると、コツブタケの姿が目立っていた。
数年間出続けていた場所のアバタケシボウズタケは遂に絶えてしまったのか1本もその姿を見付けることができなかった。
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三重大学裏の町屋海岸ではショウロの発生が広範囲に見られた。今が発生のピークらしく、あちこちで大量に群生していた。出るところに出れば非常に高級な食材になるのだろうが、こんなにたくさん発生しているのを誰も知らない。
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ところで、この写真に見られるように、ショウロの発生地の多くに何者かが砂をほじくり返したような穴が空いている。いったい何者の仕業だろうか?

これはショウロか、コツブタケか?
足で軽く踏んでみたら黒い胞子がぶわっと噴出した。ニセショウロもまだがんばっていたのだ・・。
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町屋海岸では、かなり古くなったウラムラサキの群生が何か所かで見られたが、最後にこんなきれいな幼菌の群生まで見ることができた。
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2011年11月12日

香良洲町の海岸

久しぶりに海岸散策をしてみようと思ったのだが、結局家を出ることができたのは午後2時をまわってからだったので手近な香良洲海岸の散策だけになってしまった。

香良洲町の海岸も台風12号の影響と思われる漂着物がたくさん打ち上げられている。
この辺りは、例年この時期にマツカサキノコモドキがよく見られる場所なのだが、今日は何も見付けることができなかった。
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ショウロは今発生のピークを迎えているようで、あちこちで新鮮な姿を見ることができた。
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これはササタケか何かの仲間だろうか?
まだ幼菌が多かったが、かなりの数が1か所で群生していた。
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アバタケシボウズタケは、夏以降かなりの数の発生があったようだ。
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砂にまみれた幼菌の頭部も幾つか見られた。
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掘り出してみると成長途中の白っぽい柄が見られる。
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比較的若いものを採集してきた。
若いものほど柄が太くて白っぽい。頭部も若いものほど大きく見えるのは水分を含んでいるからだろうか?
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頭部がかなり小さい1群があったので掘り出してみたら柄が非常に長かった。恐らく、最近砂をかぶってしまった場所に発生してきたのだと思うが、柄の伸長に養分を費やしてしまった結果、頭部がこんなに小さくなってしまったのではないだろうか?
ケシボウズタケの仲間は頭部が砂の上に顔を出すと柄の伸長が止まる仕組みを持っているようだ。
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胞子を確認していないが、恐らくこれらも全てアバタケシボウズタケで間違いないだろう。

砂浜にはドングリタケみたいなもの??まで転がっていた・・。
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2011年11月06日

ハマシメジ?

昨日、志摩市大王町で開催された「きのこウォッチングクラブMIE」の例会の帰り道、道路脇の斜面でハマシメジらしききのこを見付けた。

発生場所は、若いマツのある斜面だが直ぐ近くにはウバメガシの木があった。
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抜いてみると、見た目より軽くて柔らかい。傘の肉が薄くて柄も中空になっているようだ。
ひだの色はうっすらと灰色を帯びている。
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白バックでの標本撮影
屋外で撮影した写真と色合いを見比べてみると赤味がかなり強いことが分かる。この画像はステンレス製の物差しで簡易にホワイトバランスをとってみたものだが、もっと厳密に調整しないといけないことが分かる。
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こちらは黒バックでの撮影
白バックのように背面から照明をしないので、薄い部分が透けたように明るくなってしまうことは避けられる。
白バックと黒バック、背景は抜いてしまえば何色にでも変えられるのだが、きのこ自体の写り具合と背景の抜き易さが問題となる。どちらも一長一短があるようだ・・。
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とりあえずひだ断面を観察してみる。
案の定特徴的なシスチジアなど全くないのっぺりとした姿。実質の菌糸は平行に走っており、菌糸にクランプは見られない。
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KOHとフロキシンを加えて押しつぶしてみる。
なんと担子器は2胞子性がほとんどのようだ、そのせいか胞子はかなり大型だ。
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このような2胞子性の担子器ばかりで4胞子性のものはほとんど見られない。担子器の基部にもクランプは認められない。
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胞子は長楕円形で9×5μm程度
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傘表皮は平行に走った菌糸が表面で立ち上がっている。
顕微鏡下の菌糸は茶褐色に見えるが、実際の傘表皮は灰色に近く見える。これは菌糸の間に空気が入り込んでいるためだろうか?
プレパラートに空気が入り込んでいるのはご愛敬・・(^^;
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海に近いアカマツ、ウバメガシを主体とした大王町の観察地では、予想以上に多くの種類のきのこを観察することができた。

これは、パッと見イボテングタケだと思ったきのこ。
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同じ場所に生えていた若いきのこを見るとイボテングタケではなく白いソックスをはいたテングタケであることが分かった。
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その他、大王町の例会で目にしたきのこを忘れないように記しておく。(もうだいぶん忘れてますが・・)
スッポンタケ、ベニタケ属数種、チチタケ属、アセタケ属2〜3種、カキシメジ、ヌメリスギタケモドキ、テングツルタケ、ナヨタケ属、ハツタケ、アカハツ、アミタケ、ヌメリイグチ、キツネタケ属、オウギタケ、クギタケ、ワカフサタケ属、フウセンタケ属数種、ケシロハツモドキ、ムラサキシメジ、ショウロ属、カレエダタケ属、コツチグリ、ニセショウロ属、ヒメカバイロタケ、ホコリタケ属など・・(順不同)
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2011年11月03日

ヒラタケ、エノキタケの季節

昨日、久しぶりに昼休みの公園歩きをしてみたら、もうヒラタケが出ていた。(その他にはほとんどきのこ無し)

ちょうど食べ頃といった感じで発生していたが、袋も何も持っていなかったので写真だけ撮ってきた。(道端なので誰か気付く人があるかな・・)
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< iPhone 4 で撮影 >

庭のムクゲの木には、すでにエノキタケが発生してきている。
今日はそれをだいぶん以前に仕入れてあった引き伸し用のレンズ(EL Nikkor 105mm F5.6)で撮影してみた。
105mmという焦点距離は、ベローズPB-4に取り付けて無限遠にピントが合わせられるぎりぎりの焦点距離なのだが、APS-CサイズのD300では実質160mmくらいの望遠レンズに相当する画角となるので、距離のとり方が馴れないとなかなか難しい。
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< iPhone 4 で撮影 >

これがそのEL Nikkor 105mmで撮影した画像
比較的新しい設計のレンズであり、発色、解像度、コントラストともなかなか優秀。ボケ味もナチュラルだ。
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< Nikon D300, EL Nikkor 105mm F5.6, F22 1/10sec >

こちらは比較のため、ナノクリスタルコートを施した最新鋭の60mmマクロレンズで同じようなアングルから撮影してみたもの。
ぱっと見はほとんど変わらないように見えるが、良く見るとやはり解像度、コントラストともこちらの方が優れているのが分かる。(ただしこのレンズ、ボケ味はお世辞にも良いとは言えません。)
これを見ると、わざわざ重装備のベローズ+引き伸し用レンズなど持ち出す理由は全く無さそうに思える。
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< Nikon D300, Micro Nikkor 60mm F2.8G, F16 1/10sec >

これは、ムクゲの株からやや離れた地面に発生しているものをEL Nikkorで撮影したもの。とても自然な感じでなかなかの描写だ。やっぱり捨てがたいものもありそう・・。
今回あまり時間がなかったので試験できなかったが、ベローズ+引き伸し用レンズの真価はやはりアオリ撮影にありそうだ。
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< Nikon D300, EL Nikkor 105mm F5.6, F22 1/10sec >
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2011年10月22日

ムラサキナギナタタケなど

久しぶりにブログを更新
このところ暑くもなく寒くもない快適な気候が続いているせいか、きのこの発生は非常に少ない状態が続いていた。ブログの更新を1ヶ月以上さぼっていたのはそのせいだけではないが、とにかくきのこは非常に少ない状態だった。
しかし、今日久しぶりに香良洲公園へ行ってみたら、ぼちぼちといろいろなきのこが出てきている様子だった。

ムラサキナギナタタケは今までになく大規模に発生していた。
やや盛りを過ぎているせいか紫色はかなり褪せてしまっている。
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これはツルタケと思われる幼菌
ここのツルタケはちょうど今発生の最盛期を迎えている様子で、幼菌からやや盛りを過ぎた成菌までたくさん群生しているのが見られた。
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この幼菌の傘、よく見るとカメラ構えてる自分が写ってるなあ・・。

これはイボテングタケと思われる成菌
昨夜の大雨に叩かれたのかイボはかなり落ちてしまっている。イボテングタケはこの場所だけにしか出ていなかった。そういえばこの場所はいつも早い時期に出る場所のようだ。本格的なイボテングタケの発生はもう少し気温が下がってからになると思われる。
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キツネタケの仲間も何種類か発生していた。
これはとてもきれいな状態のウラムラサキ・・
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・・だと思っているのだが、「きのこ雑記」の「スベテムラサキ」の画像と見比べていたら傘表面の白粒点がなんだか気になってきた。改めて本郷図鑑を調べてみると「表面は初め平滑、のち細かくわれて小鱗片状となる。」となっている。この写真のウラムラサキの白点は菌糸のささくれ状のように見え、細かく割れた小鱗片状とはちょっと違うように見えるがこんなもんなのだろうか?

その他、香良洲公園のクロマツ樹下では、ショウロ、ドクベニタケ?、アセタケ属菌などの発生が見られた。
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2011年09月19日

タマアセタケ

土曜日に津市の公園で採集してきたタマアセタケらしききのこを観察してみた。

まだかなり若いきのこが1本だけしか見つからなかったため、今日になってやっと落下胞子を採取することができたためだ。
このきのこ、肉眼ではもっときれいなレモン色をしているのだが、なぜかこの色がデジカメにうまく写らないようだ。
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側シスチジアは厚膜で頂部に少し結晶を付けている。
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縁シスチジアもほとんど側シスチジアと同じような形状をしている。
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胞子は、かなり円形に近い姿をしてる。
タマアセタケに近い種類でサイコクタマアセタケ(I. hinoana)というきのこがあるが、これは胞子がもう少し細長い形をしているようである。
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胞子計測シフトPhotoRulerを使って20個ばかりの胞子を手早く計測してみた。
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計測結果を見ると、胞子の縦横比(Q)が平均1.11となっており、また、そのサイズからも(サイコクタマアセタケは長辺がもう少し大きい)タマアセタケ(I. sphaerospora)として良さそうである。

これは昨日、近くの神社で撮影したテングタケ属のきのこ
写真を撮っているときはシロオニタケモドキかなと思っていたのだが、どうも良く分からない。スオウシロオニタケではないだろう。
神社のシイ林では発生しているきのこは極めて少なかった。
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この写真は傘の前縁にピントを合わせた画像と柄の基部にピントを合わせた画像を手作業で合成したものだ。一眼レフの場合、傘の前縁から柄の基部まで全体にピントを合わせるのは絞りをF22くらいまで絞っても難しいのである。

今日もまたふらふらとあちこち歩いてみたが、発生しているきのこはどこも非常に少なかった。
これは、某所で撮影したキクバナイグチの幼菌。キクバナイグチはこんな場所から生えるのがとても好きなようだ。
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2011年09月17日

津市の海岸と公園

ちょっとした用事のついでに津市の海岸と公園に行ってみた。

海岸は先々週の台風12号の影響と思われる漂着物が大量に打ち上げられており、また、今回の台風15号の影響による大きな白波が打ち寄せ、沿岸の水は茶色く濁っていた。
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海浜のきのこは意外に少なく、スナジホウライタケが少しとアバタケシボウズタケのミイラが1か所で見つかったくらいである。

市内の公園に行ってみると、発生しているきのこの種類はかなり増えてきていた。
ここは普段昼休みに歩いている公園なのだが、じっくり時間を掛けて写真を撮れることは少ないので、今日はD300に三脚を付けて撮影してみた。

ヤマドリタケモドキは、すでに盛りを過ぎてしまっているものが多かったが、非常に大型のものが多く見られた。
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ガンタケもあちこちにポツポツという感じで発生していた。
残念ながら台風15号による雨に叩かれてしまっているので、きれいな状態のきのこは少なかった。
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古い松の切り株から小さなハナビラタケが出ていた。
どうも最近大型のハナビラタケを見かけなくなったなと思ったら、これを食用に採集している人がいるという話だ。
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かなりくたびれてしまっているキヒダタケ
ひだはなかなか複雑な形状をしている。
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コゲチャイロガワリと思っているきのこ
傘がくっついたまま成長してしまったようだ。
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ムラサキヤマドリタケも盛りをかなり過ぎているものが多かったが、このような新鮮なきのこも少しはあって良い被写体となってくれた。
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これらの写真は、愛用しているシグマの17-70mmズームレンズを使用している。このレンズで撮影した写真をマクロレンズで撮影した写真と比較してみても、高解像度でしかも抜けが良く、非常に高性能なレンズであることが分かる。
そういえば、「日本のキノコ262」というポケット図鑑を出されている「柳沢まきよし」さんもこのレンズを愛用されていると聞く。

これはブドウニガイグチらしき幼菌
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続いてヘビキノコモドキの連隊
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こちらはウラグロニガイグチらしき幼菌
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ベニイグチは毎年ほぼ同じ場所に生えるようだ。
ドキッとするような紅色!ナンデコンナイロシテイルヒツヨウガアルノダロウ・・?
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道路脇の斜面にひときわ大型のきのこが目に入ったので近付いてみると、どうやらハイカグラテングタケのようだった。その横に出ているのはキアミアシイグチではなくてキアシヤマドリタケ(仮)に近いきのこのようだ。
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イボテングタケ? ちょっと微妙な感じ・・
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ハマクサギタマゴタケも倒れたり腐ったりしているものが多数目に付いたが、まだこのような幼菌が出ている場所もあった。
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最後に車を止めた駐車場に戻ってくると、ちょうどこのアイタケが待っていてくれた。
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【その他に見かけたきのこ】
イタチタケ、クサウラベニタケ?、イッポンシメジ属不明種1、ニガクリタケ、ヒメコナカブリツルタケ、シロオニタケ、フクロツルタケ、タマアセタケ?、アセタケ属不明種1、チチアワタケ、ススケヤマドリタケ、アカヤマドリ、コオニイグチ?、ニセショウロ属不明種1、ヤブレベニタケ、ベニタケ属不明種2、クロチチダマシ、ニセクロハツ?、アンズタケ属不明種1、ベニナギナタタケ?、コツブタケなどなど・・
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